ときおりネットを賑わせる「おじさんビジネス用語」を抽出し、20代~40代のビジネスパーソンを対象にアンケートを実施しました。言葉の意味や、巷での使われ方の実態をご紹介します!

「正直ベース」は、20代の33.3%、30代の16.3%、40代の19.4%が「知らない・使ったことがない」と回答。20代と30代の間で、顕著な差がみられました。

「正直ベース」の意味は?

「実のところ」「正直に申し上げると」といった意味の言葉です。「正直」に「〜を基礎とした」を意味する「ベース」をつけて、「正直ベース」。見積もりを出すときなどに、誇張をせず「正直に申し上げると」というニュアンスで使われています。

「正直ベース」の使われ方

●「正直ベースで言えば、この辺が限界です」 (20代/生命保険・損害保険)
●「正直ベースで、利益どれくらいになりそう?」(20代/建設・土木)

類似の言葉に「お願いベース」もあり、どちらも「ベース」を付けなくても意味は通じるわけですが、あえて付けることによって、表現をやわらげる狙いがあるのかもしれません。

※2022年9月にマイナビニュース会員を対象にWEBアンケート。有効回答数294件(20代:93名、30代:98名、40代:103名)

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