西鉄天神大牟田線の特急用電車として活躍してきた8000形が、昨年までに「旅人」(8051編成)、「水都」(8061編成)を除き引退したという。これにともない、急行を中心に運用されていた3000形が特急でも活躍(一部時間帯を除く)するようになった。

6両編成(3両固定編成×2編成)で天神大牟田線を走る3000形の特急

天神大牟田線の特急は日中30分間隔で運行される。大牟田駅から1時間強、西鉄久留米駅から約30分で福岡市中心部の西鉄福岡(天神)駅に到着する

3000形は2006年3月にデビューした西鉄初のステンレス車両。先頭部分は普通鋼製で、丸みを帯びた独自のデザインに。車体前面の貫通扉や排障器(スカート)にブルーを採用し、帯色に西鉄のコーポレートカラーであるブルー・イエロー・レッドを取り入れるなど、これまでの西鉄のイメージを一新する外観となっている。

乗降扉は片側3ドア。車内は転換クロスシートを主体にロングシートを併用した座席配置とした。デビュー翌年の2007年には、「車体組み立てへのレーザー溶接技術の初採用」「急行用車両としての高品位な客室サービスの提供」「短編成用として適切な故障対策」などの特徴が評価され、鉄道友の会ローレル賞を受賞している。

デビュー当初の3000形は3両固定編成・2両固定編成のみだったが、後に5両固定編成も追加された。これらの編成を組み合わせ、特急はおもに6両編成、急行はおもに5両編成で運行されている。3000形の車両数は2016年4月時点で計60両(3両固定編成×8編成、2両固定編成×8編成、5両固定編成×4編成)とのこと。