驚きの低価格でイタリアンを楽しめるファミリーレストラン「サイゼリヤ」。定番の「ミラノ風ドリア」をはじめ豊富なメニューが並ぶ中、一部の店舗ではモーニングメニューを展開しているのだそう。いろいろな飲食店が提供している“朝用メニュー”を食べ比べてみる企画。今回はサイゼリヤの朝食を実食してきました。
6品にドリンクバーが付いた2種類のモーニングメニュー
全国のサイゼリヤのごく一部の店舗でしか実施していないモーニングメニュー。今回訪れた、ゆりかもめ・お台場海浜公園駅から徒歩2分ほどの「台場フロンティアビル」の1階にある「サイゼリヤ 台場フロンティアビル店」は、知る人ぞ知るモーニング実施店舗なのです。
平日8時過ぎに店舗に到着すると、ビジネスマンらしき人が4組ほどモーニングメニューやドリンクバーを注文していました。席数が198席もある「サイゼリヤ 台場フロンティアビル店」は、筆者が今までに行った都内のサイゼリヤと比べでも群を抜く広さです。
モーニングの時間帯は、平日・土日ともに開店時間の8時から11時まで。メニューは、新鮮サイドサラダに、トースト、目玉焼き、ポテト、バター、ポークソーセージがワンプレートにのった「サラダセット」か、サラダの代わりにコーンクリームスープもしくは冷たいパンプキンスープがついた「スープセット」の2種類から選ぶことができます。どちらのセットもドリンクバー付きで税込400円とお手頃すぎるサイゼリヤ価格……。
筆者は「サラダセット」を注文し、早速ドリンクバーへ。ソフトドリンクの種類はもちろん、コーヒーやティーバッグのラインアップも豊富でした。
ドリンクバー単品を300円で提供しているサイゼリヤですが、プラス100円で朝食が付いてくると考えるとかなりお得。いくらなんでも安すぎるモーニングメニューの味わいとボリュームはどうなのか実食していきます。
サイドサラダとは思えないボリューム満点の「サラダセット」
メインプレートには、6枚切りくらいの厚さのトーストと目玉焼きの朝食らしい組み合わせ。さらに焦げ目のついたポークソーセージと角切りのポテトがゴロゴロとトッピングされていました。
ポテトは塩味が効いていて、シンプルな味わいではありますが腹持ちは抜群。目玉焼きを割ると黄身がトロリと出てくる絶妙な半熟具合なので、パンやポテトに絡めるなんてこともできます。
サイゼリヤといえばバラエティ豊かな調味料。醤油やブラックペッパーなどの調味料が欲しい場合は、ドリンクバーで選ぶことができます。トースト用にバターが付いてきましたが、せっかくなのでエクストラバージンオリーブオイルと一緒にいただきました。
セットのサラダはサイドサラダとは言え、レギュラーサイズほどのボリュームがありました。レタスの上にコーンがトッピングされ、サイゼリヤ特製のサウザンアイランド風ドレッシングがかかっています。シンプルではありますが、フレッシュな歯応えと酸味のあるクリーミーな味わいで食べ応えがありました。
400円という価格から小腹を満たすほどの軽食だと思っていましたが、実際に食べてみるとトーストにポテトと朝にはぴったりの量でした。味もボリュームもコスパも大満足のサイゼリヤの朝食。全国でも数店舗でしかモーニングメニューを展開していないので、見つけたら一度は食べてみてくださいね。