扶桑社は、書籍『問題未満』(野澤幸司著/1,650円)を7月2日に発売した。本書はニュースで取り上げられることのない、取るに足らない「問題」を取り上げている。

  • 『問題未満』(野澤幸司著/1,650円)

著者は、『妄想国語辞典』シリーズでも知られる野澤幸司氏。本書は、それほど問題視してこなかったあれこれを勝手に顕在化させ、世に問うてみよう、という考えから生まれた一冊だ。

野澤氏の独断と偏見で集めた問題にするほどでもない問題の数々から、今回はついうなずいてしまう共感ネタを抜粋して紹介する。

■俺たち今ツーアウト満塁問題

俺たち今ツーアウト満塁問題
野球で例えると余計わかりづらくなる。

  • 俺たち今ツーアウト満塁問題

著者コメント
例え話とは、話を伝わりやすくするためのもの。でもときどき、しゃべってる本人が気持ちよくなるために使われていることがあります。野球で例えたり、プロレスで例えたり、戦国武将で例えたり……うまく例えたぞ! と本人は満足げな一方で、相手はさらにわかりづらくなって困惑……なんてことも。これ、残念ながらおじさんに多い気がします。オヤジギャグと同じメカニズムなんでしょうか。

書籍『問題未満』(著:野澤幸司/扶桑社)

ここでは紹介しきれなかったネタが、本書で多数紹介されている。気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。