入省三年目の麻薬取締官・久美子(26)。意気揚々と入省したものの、現実は歯の抜けたジャンキーや全身タトゥーの半グレの相手をさせられるばかりの日々で心身ともに限界寸前。そんな久美子の唯一の癒しは、華やかで見目麗しい芸能人たちを推すこと。特に今の最推しは今をときめく気鋭の俳優・江崎曽蘭なのだが……?
8月20日に1巻が発売した、『マトリの推し事 芸能人の家宅捜索をやりたくて』(清家孝春、廣畑徹/コアミックス)より、一部を抜粋してご紹介します。
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オタクの麻薬取締官、ついに推しの家へ――!? つづく。
『マトリの推し事 芸能人の家宅捜索をやりたくて』(清家孝春、廣畑徹/コアミックス)
入省三年目の麻薬取締官・久美子(26)はやさぐれていた。意気揚々と入省したものの、現実は歯の抜けたジャンキーや全身タトゥーの半グレの相手をさせられるばかりの日々で心身ともに限界寸前。そんな久美子の唯一の癒しは、華やかで見目麗しい芸能人たちを推すこと。特に今の最推しは今をときめく気鋭の俳優・江崎曽蘭。 妄想の中で“推し”に癒されて少し気持ちが前向きになった久美子は新たな仕事に取り掛かる。しかし、その被疑者のリストの中になんと絶賛どハマり中の【最推し】江崎曽蘭がいることに気づく…。
(c)清家孝春/コアミックス













