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こなすべきタスクが多く特に優先する仕事がある社員や、先方の返事待ちでこちらから動けない状況にある社員らに対し、「あの件の進捗はどんな感じ?」とやたら進捗ばかりを気にして聞いてくる上司。そんな「進捗管理に特化した」人物に出会うこともあるでしょう。

もちろん、自分がやるべきことをサボっていたり、急ぎの仕事なのに忘れていたりなどして進行が止まっているのであれば、すぐに対応しなければなりません。ただ、こちらが動ける状態でないとき、特にそれが相手にも伝わっているような状況にまで何度も確認されるのは、プレッシャーをかけ続けられるようであまりいい気分とは言えませんよね。進捗を共有するのも仕事のうえで重要なことなので「勘弁して!」と言いづらいのも悩みどころです。

仕事の進み具合を心配しているのか、進捗管理の仕事に忠実なのか、はたまたやることがない故に仕事をした気分になりたいのか、それとも話し相手がほしいのか……。理由は様々かもしれませんが、どうせ何度も聞かれるのであれば、こちらの見方を変えてしまいましょう。

例えば(前述のような自分が悪くない状況に限りますが)、進捗を聞かれて正直に答えるたび、「ひとつ徳が積まれた」と考えてみるのはいかがでしょう。そうして「徳」のポイントが一定数たまったら、その日は何か特別に美味しいものを買ったりなどして帰っていいことにしましょう。物事の捉え方を工夫することで、少しは気持ちが軽くなるかもしれません。