社会に出た瞬間から、“割を食ってる”気しかしない――。人口だけは多いのに、正社員枠はほぼ皆無。報われなさすぎるあの頃と、今も続く理不尽の数々、それでもなんとか生き抜いてきた……そんな「超氷河期世代」の“リアルな声”を、今こそ可視化していこう。

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バブル上司とマイペースな若手の間で、今日もサンドイッチ状態です

●「先輩はバブル世代、後輩は売り手市場」(49歳女性)

超氷河期世代は、就活はもちろん、入社後もずっと“割を食う”ポジションだった。バブル期に入社した上の世代は、新人時代に正社員枠が潤沢にあり、景気に乗って年功で昇進。一方、今の若手は「人材不足」や「売り手市場」の恩恵を受け、待遇や働き方にも余裕がある。氷河期世代だけが「いつも損な役回り」――そんな感覚を抱く当事者も少なくない。

●「使えないおじさんと仕事しない新人に挟まれてる気がする」(43歳女性)

職場では、PCに不慣れな年上世代の尻拭いをしながら、新人には「指示が細かい」「やる気を削ぐ」と言われる。経験はあるがポストはない。上にも下にも気を遣う、“サンドイッチ世代”としての立ち回りに、疲れを感じる人も多いはずだ。

就職難、非正規化、そしてキャリアの踊り場をくぐり抜けてきた超氷河期世代。今や職場で“中堅”や“ベテラン”とされながらも、実際には支えるばかりで報われない。そんな構造の中に、彼らの「現在進行形のしんどさ」がある。

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調査時期: 2025年5月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数:365人
調査方法: インターネットログイン式アンケート