「投資を始めたいけれど、なかなか勉強できない」「老後の生活が心配」「家計簿がどうしても続かない」──そんな“お金の悩み”を抱えている方に試してほしいのが“風水”。環境を整えることで気の流れを良くし、金運を引き寄せる。『一生お金に困らない開運術 金運龍神風水』(日本文芸社)より、それが風水の考え方。2万5千人以上を鑑定してきた風水師による「お金に愛される環境づくり」のヒントの一部を、試し読みでご紹介します。
■お金持ちのマネをすればお金持ちになれる説
私があまり語ってこなかった、中国に伝わるお金持ちの常識をお伝えしていきます。
まず、金運を上げたいのならお金持ちのマネをするのが中国流。
日本では、あからさまに「お金持ちのマネをしてるんです!」という人は、品がないと思われがちなのか、あまり出会わない気がします。しかし、中国は自分の希望、思いを大切にするお国柄。 「自分ファースト力」が強い。自分の欲に素直な人たちが多いのです。
「マネをする」という行為は、実はとても本能的なものです。「子どもは親の背中を見て育つ」といわれるように、私たちは幼少期からマネの達人です。多くの場合、親の価値観や言動が子どもに影響します。
資産家の家に生まれた子どもは、親と同様に豊かな暮らしを手に入れます。お金持ちの家に生まれてない自分は、 「そもそもダメじゃん」と諦めますか?
いいえ、お金持ちのマネをすればいいだけです。
ここで伝えたいことはひとつ。中国のお金持ちの人たちが実践しているお金を増やす戦略です。
たとえば、豊かになるためにやっていること、考え方、お金との付き合い方。彼らだけが知っている、お金の法則です。どんどんマネて取り入れてください。
風水は古代中国生まれ。中国のお金持ちには、風水思想がしっかり根づいています。お金持ちのマネをすることで、風水の実践力のアップにもつながり、自然とお金を引き寄せる選択ができるようになるでしょう。
■古くから伝わる運を味方にするための教え
中国には古来、「一命二運三風水四積陰徳五読書六名七相八敬神九交貴人十養生」ということわざ(言い伝え)があります。中国の運の良い人やお金持ちの人たちは、これを積極的に学んで、実践しています。
一、命…命術(四柱推命など)を用いて自分の宿命・天命を知る
二、運…暦を用いて社会全体の流れを知り︑自分の運勢・運気の流れを知る
三、風水…自分の命運を最大限に生かせる環境づくりをする
四、積陰徳…善行・徳を積み︑社会や人の役に立つよう努める
五、読書…知識や知見や経験を積み重ね︑常に学ぶ姿勢を大切にする
六、名…名前は生涯にわたって命運を左右する
七、相…相術を用いて身なりや外見にも気を使う
八、敬神…神様、先祖など目に見えない存在を信仰し感謝する
九、交貴人…人間関係を良好にし、運の良い人や人徳ある人と付き合う
十、養生…健康維持に努める
本来は、十で終わりではなく、十一、十二、とその後も続きますが、この順に実行していけば、人は必ず幸せになるという大切な法則です。なかでも一から三は、四以降のほぼすべてに強く影響し、一から三を徹底して運を鍛えていけば、思い通りの人生を得られるとされます。
風水は、この三番目にあたります。幸せになるための基本的な方法と言えるでしょう。
まずは、あなたの運を悪くしている原因を風水を用いて取り除き、大難を小難に抑え、整えていくことが大切です。
『一生お金に困らない開運術 金運龍神風水』(日本文芸社)
著者:愛新覚羅ゆうはん
投資や節約を頑張ってもお金が貯まらない──その原因は「環境」にあるのかも? 風水鑑定歴25年以上・鑑定実績2万5千人超の著者が、金運を呼び込む環境づくりについて具体的に解説。お金が自然と巡る人の共通点、中国富裕層に伝わる風水の考え方、そして誰にでもできる“金運を整える習慣”を、豊富な実例とともに紹介する風水本。Amazonや楽天ブックスで好評発売中です。 ✅公式サイトへ