1914年に軽井沢で温泉旅館を開業し、2022年で108年の歴史を数える星野リゾート。「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」のサブブランドを展開し、2022年4月以降は新たに6施設をオープン予定です。今回はそんな新しいワクワクを生み出し続ける星野リゾートに注目! 今こそチェックしたい話題の施設を深掘りしていきます。

  • 「星野リゾート 青森屋」

第4回目は、青森愛にあふれた「星野リゾート 青森屋」。みなさんは"泊まれば祭り気分を楽しめる"元気いっぱいのリゾート、というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

しかし……実はここが自然あふれるくつろぎの宿だということを知ってほしい! 一人なら優雅なおこもりステイができるし、カップルで泊まればロマンチックで贅沢なひとときを過ごせます。自然の恵みをたっぷり浴びて、ストレスをリリース。ワンランク上の大人女子旅にもぴったりです。

「星野リゾート 青森屋」の別の魅力をチェック

■半露天風呂付客室で過ごす贅沢なひととき

  • モダンな設えの客室「あずまし 半露天風呂付」

星野リゾートと言えば、誰もが憧れるリゾートホテル。客室選びには、ひときわ気合が入りますよね。「星野リゾート 青森屋」には全6種類の客室がありますが、自然に身を委ね、心を解放する旅をしたいときには「あずまし 半露天風呂付」がおすすめです。

玄関を上がると、小上がりタイプのベッドが並び、奥にはテーブル&ソファスペースが。このソファは、「心がほぐれるような安らぐ椅子」をコンセプトにデザインされた青森屋オリジナル。座ってみると硬すぎず柔らかすぎず、極上の座り心地です。ソファでゴロゴロくつろいでいると、ついウトウト……。座るのはもちろん、ちょっとしたお昼寝にも最高です。

  • 青森の県木ヒバが香るお風呂

そして、この客室をおすすめしたい最大の理由が半露天風呂! まるで森林浴をしているような、心地良いヒバの香りにも癒やされます。

頭を空っぽにして空を見上げたり、緑を眺めて元気をチャージしたり。好きなときに温泉へドボン! できるのが、至福の時間です。

しかも嬉しいことに、この客室の温泉は源泉かけ流し! pH9.1のとろりとした湯はアルカリ性のクレンジング作用が高く、古い角質もとれてすっきり。「ふぅ……」と一息つけば、ため込んでいた疲れがふわ~っと、お湯に溶けていくよう。

■広大な公園をお散歩しながらリフレッシュ

  • 約30~40分で池の周りをぐるっと散策

総面積約22万坪(東京ドーム約15個分!)の敷地を持つ「星野リゾート 青森屋」。館内アクティビティが充実しているので、ついつい中にこもりがちですが、それではもったいない!

宿のすぐ隣にある「西大門」をくぐると、四季折々の草花に囲まれたステキなお庭が出現。ここは空気がおいしくて、空が広くて気持ちがいい! 小鳥たちの可愛いおしゃべりをBGMに、のんびりお散歩してみましょう。

  • 池を眺めながら入れる足湯は格別

「西大門」から右手に進むと、舟の形をした足湯が見えてきます。この足湯も、もちろん温泉。無料のタオルも置かれているので、手ぶらで利用できます。寒い季節は、前もってここで足を温めておくと、ぬくぬくしながらお散歩できますよ。

  • 茅葺屋根が目を引く「浮見堂」

広い公園には、かやぶき屋根の古民家が点在。古き良き青森の原風景を切り取ったような、どこか懐かしい情景を見ることができます。

そんな古民家のひとつが、池の中央にある「浮見堂」。手前がオープンスペースになっていて、さまざまなイベントでも使われます。冬はそこで「ねぶた」が彩るのだとか! 春から秋にかけては、視界が遠くまで抜け、心ゆくまで絶景を楽しめます。

  • 公園にかかる赤い橋「楓林橋(ふうりんきょう)」

ちょうど公園の折り返し地点にある「楓林橋」。きらめく緑と赤い橋のコントラストが美しい! ここは公園めぐりには欠かせない、人気のフォトスポットです。

  • お食事中のポニー

そして、公園一の癒やしスポットと言えば"ポニーのお家"。「あっ、見覚えある!」という方がいるかもしれません。

そう、ここはチェックインのときに玄関でお出迎えしてくれる働き者のポニー「のれ」と「それ」のお家。もしゃもしゃとわらを食べる姿が可愛らしくて、ほっこり癒やされます。

■大人のための上質空間「八幡馬ラウンジ」

  • 青森の伝統工芸品「八幡馬」がテーマのラウンジ

次に向かったのは、公園内の隠れ家。予約した人しか入れない特別な「八幡馬ラウンジ」です(料金は一人2,200円)。ブナの木目が優しく浮かび上がる室内には、あちこち八幡馬の装飾が施されていて、青森らしさを感じられます。

1回あたり連続2時間まで予約可能ですが、その後予約が入っていなければ延長して利用することができます。しかもその間は、なんとドリンクが飲み放題! 青森の地酒、シードルといったお酒のほかに、りんごジュースや水出し玄米茶、コーヒーも好きなだけおかわりできます。

  • ここ天国かな……?

お天気ならテラス席で心地良い風に吹かれて、リラックスするのもアリ! 目の前に広がる池を眺めながら、ぼんやりとする時間がたまりません。

さらに、夏は青森の藍染め技術を用いた垂れ幕が飾られ、爽やかさがプラス。青森のガラス職人さんが一つひとつ手作業で作った「津軽びいどろ」の風鈴もつり下げられ、涼やかな音色を響かせます。

絶景と音が織りなす、五感で感じる青森の夏。テラス席での癒やしのひとときは格別です。これぞまさに癒やしのスローライフ!

  • シードル片手に、どっぷり癒しの世界を満喫

ここは都会からも、日常からもかけ離れた別世界。いつもよりゆっくり時間が流れているような気がします。

  • おかわりOKの夏限定「大人の日本酒ゼリー」

「大人の日本酒ゼリー」はラウンジを利用した人だけが味わえる、プレミアムな夏の限定スイーツです。ぷるぷる・ひんやり冷たいゼリーは、日本酒とりんごジュースが絶妙にマッチ。ゼリーを型抜きした金魚も浮かんでいて、目にも涼やかです。