4月に入はいってから気温がぐんぐんと上昇し、3月には例年より早く桜が開花しました。強い風に乗って飛ぶ花粉の飛散量も半端なく、日々つらい思いをしている花粉症の人も多いのではないでしょうか。
2020年から猛威をふるう新型コロナウイルスの影響で、ステイホームの要請や緊急事態宣言の発出などもあり、私たちをとりまく環境は大きく変わりました。コロナ禍で迎える花粉シーズンは、2021年で2回目。今回は花粉症に悩むマイナビニュース会員を対象に「花粉の季節を迎えて感じた生活の変化」について聞いてみました。
花粉症の時期に生活に変化があった人は30%
花粉が飛散し始める前からマスクを付けたり、薬を飲み始めるなどの対応をしている人は多いはず。新型コロナの影響で、マスクの着用は、花粉症以外の人にも広がりましたが、そのほかに変わったと感じたことはあるでしょうか。
Q.花粉の季節になりテレワークを増やしたなど、生活に変化はありましたか?
ある ―――30.9%
ない ―――69.1%
花粉の季節になりテレワークを増やすなど、生活に変化があったか尋ねたところ、30.9%が「ある」と回答しました。「変化がない」の方が圧倒的ですが、約3人に1人は、花粉の時期に生活に変化を感じていることがわかりました。どのような変化があったのでしょうか。具体的に尋ねてみました。
Q.花粉症に季節になりどのように生活が変化したか、具体的に教えてください
花粉症の季節になり、生活がどのように変化したか尋ねたところ、大きく5つの項目に分けることができました。一つひとつの項目から、代表的な声をご紹介します。
■テレワークに切り替えた
男性/51歳
テレワークが増えて、いつもそばにティッシュ箱を携えながら、気兼ねなく鼻をかみながら仕事をするようになった女性/46歳
完全にテレワーク。外出を本当にしなくなりました女性/27歳
今年は酷いのでコロナも含めて極力外出しなくて済む業務は、自宅で行う女性/45歳
少しでも外出を減らしたいので自宅でできる仕事量を調整しています女性/35歳
在宅勤務なので例年のように完全防備しなくてもいいから気分的にラク
多かったのが「テレワークにした」という回答でした。新型コロナ感染予防対策として、テレワークが推進されていることもあり、オンラインで業務が遂行できる仕事であれば在宅勤務に切り替える人が多いようです。
テレワークなら、「鼻水ズルズルやくしゃみが恥ずかしい」「人前で何回も鼻をかむのは抵抗がある」「鼻栓をしたくてもできない」など周囲の目を気にすることなく、好きなように花粉症対策ができますね。