今回は幅広い層に人気の高いカレーの要素を加えたチャーハンを紹介しよう。具材にはスパムとチーズを使い、男性好みの食べ応えのある内容となっている。レシピ考案は、東京・青山の中華料理店「Essence」のオーナーシェフ・薮崎友宏さんだ。

「スパムとチーズのカレーチャーハン」

カレー味は、カレー粉ではなくペースト状のスープカレーの素を使用している。スーパーでも売っているので探してみてほしい。カレーペーストのほうがニンニクや玉ネギなども入っていて、味が決まりやすい。

材料(1人前)
ごはん 180g / 卵 1個 / スパム 70g / パプリカ 10g / ピーマン 20g / 玉ネギ 30g / サラダ油 大さじ2(玉子炒め用・野菜炒め用 各大さじ1) / スープカレーの素(4倍濃縮ペーストタイプ) 大さじ2 / ナチュラルチーズ 50g

つくり方

1.ごはんは、レンジで温め、ボウルに入れておく。
2.フライパンを温めてサラダ油を入れ、溶き卵をフライパンに一気に流し入れる。軽くかきまぜつつまとめ、全体に火が通ったところで1のボウルに移す。
3.スパムとパプリカ、ピーマンは1cm角に切る。玉ネギはみじん切りにしておく。フライパンを火にかけてサラダ油を入れ、スパムと切っておいた野菜類を中火で炒める。
4.炒めている合間に、2のボウルのごはんと玉子をしっかりと混ぜ合わせる。
5.野菜類がしんなりしてきたら、4のごはんを戻し入れる。ある程度炒めたら、スープカレーの素を加え、弱火で加熱しながら全体を混ぜ合わせる。
6.細かく切ったチーズを加えて炒める。チーズが溶けてなじむまで炒めて器に盛り付ける。

スパイシーな香りで食欲が刺激され、スパムから出る旨みやチーズの濃厚さで病みつきになるおいしさ。調理時、スープカレーの素を混ぜたあとは焦げやすくなるので注意が必要だ。ペーストをまんべんなくごはんと混ぜ合わせるため、弱火に落としてじっくり炒めよう。今回はスパムを使ったが、ベーコンや挽き肉にかえてもよい。その場合、脂があるほうが炒めた際に旨みが出る。