2010年7月期は本気のコメディーで勝負に出る!?

雨やら気温上昇やらでうっとうしい季節がやって参りました。こんな季節は部屋で除湿機やクーラーの恩恵をあやかりながら、テレビ鑑賞するのがいちばんです。というわけで、さっそく2010年7月期の新ドラマの動向を見ていきたいと思います。

シリアスものやサスペンスなどが多かった4月期に比べ、今期はコメディー路線の作品が大幅に増えました。しかも『ホタルノヒカリ』の第2弾に、宮藤官九郎×長瀬智也の新作『うぬぼれ刑事(デカ)』、オダギリ ジョー×三木聡の新作『熱海の捜査官』など、かなりテレビ局的に力の入った作品も! ドラマ不調が長らく続いたなかで突然、4月期はいつもより好調なドラマがドンと増えましたが、7月期もこの流れを継続できるのか!? 今回はテレビ局がものすご～く期待を寄せて制作していそうな作品を5つピックアップします。

目的はひとつ! 綾瀬はるかを堪能すべし - 『ホタルノヒカリ2』

この作品はひとえに綾瀬はるかを堪能するドラマです。1シリーズ目も何がよかったって、綾瀬の干物女っぷりがあまりにも"かわいだらしなかった"こと。どんな役をやってもこれといった印象を残せなかった藤木直人が、この作品で何だか妙な輝き&ハマリ役という役者の財産を得ることができたのも、やはり綾瀬の干物っぷりがあったからこそ! 言ってしまえば、この作品が当たったのも綾瀬がホタルを演じたからこそ!! いちおう、『ホタルノヒカリ2』ではホタルが結婚を意識するという新題材も用意されているようですが、ぶっちゃけ結婚云々よりも視聴者が見たいのは干物っぷりです。そんなわけで、今回も綾瀬がちゃんと出演するということで、視聴者は待ってましたとばかりに飛びつくことでしょう。とりあえず、第1話の視聴率は安泰といったところでは?

さくらの期待度は……☆☆☆☆

イケすかない男を演じさせると光ることが最近判明した向井理も、チャラ男役で出演。藤木に続いて、今ひとつブレイクし切れてない彼も異様に輝けることに期待。

"史上最強のホームドラマ"って何? - 『GOLD』

野島伸司脚本、天海祐希主演のドラマ『GOLD』は、広報資料によると"史上最強のホームドラマ"だそうです。どうやら社会問題にもなりふり構わず斬り込むようです。しかも、天海が演じる主人公の夢は子どもたちを金メダリストに育てあげることで、子育ても容赦なく厳しいそうです。「友達親子? ふんっ、何それ?」って勢いの、すんげぇ恐ろしい母ちゃんだそうです。しかも、スタイリッシュな女社長でカリスマ美容研究家。どんなに忙しくても、家事と掃除だけは自分でこなすというスーパーウーマンだそうです。分かりやすく言えば、これまで天海がイヤってほど演じてきた、キツいところはあるけどカッコいい女です。だから悲しいかな、観る前からどんな演じ方をするか予想がついてしまいます。史上最強と銘打つならば、いっそ天海に20キロほどの増量を要求し、割烹着を着せるくらいの裏切りを用意してほしかった……。衝撃度でいえば、トレンディードラマでブイブイ言わせていた江口洋介がいきなり黄色いダサ・キャップをかぶったあんちゃんに変身した『ひとつ屋根の下』(同じく野島作品)の方が格段上。となれば、あとは史上最強の冠に恥じないような衝撃的or感動的なストーリーを望むばかりです。

さくらの期待度は……☆☆

でも、意外と世間はキツくてカッコいいステレオタイプな天海祐希が好きなんですよねぇ。だから、さくらの期待以上に視聴率は取ってしまうのかも……。

タイトルでは今期一の斬新さ! - 『うぬぼれ刑事(でか)』

いきなりタイトルでやられました。ものすごい先制パンチです。何ですか、『うぬぼれ刑事』って!? このタイトルだけで、「あ～、こりゃコメディーっぽい刑事ドラマなんだなぁ。んでもって、主人公はきっとうぬぼれてるんだなぁ。てか、何でうぬぼれてるんだ!?」と、大まかな作品概要を把握できる上に、さらに突っ込んで気になってしまう。何とも秀逸なタイトルです。しかも、宮藤官九郎と長瀬智也が5年ぶりに組むドラマです。クドカンはなんと演出も手掛けてしまうそうで……。悔しいけど、ますます内容が気になります。ちなみに、内容は恋愛体質の刑事、通称"うぬぼれ" (長瀬)が毎回犯人に一目ボレし、一心不乱に追いかけるうち、意に反して犯罪の証拠を掴んでしまうというもの。ついでに、"うぬぼれ"の周りにはうぬぼれ仲間の「うぬぼれ5」とやらもいるそうです。これだけバカバカしい設定を前面に押し出されると、清々しい気持ちでいっぱい! 視聴率はどうなるか分かりませんが、これはまたDVDがバカ売れしちゃうんだろうなぁ。

さくらの期待度は……☆☆☆☆

『流星の絆』に続き、また中島美嘉が出演(しかも主婦役……)。また挿入歌でも歌う関係なんだろうか……と勝手に邪推して、一瞬熱が冷めたので☆-1

W怪演全開ならば世にも恐ろしい刑事ドラマに!? - 『ジョーカー 許されざる捜査官』

堺雅人がとうとうゴールデンタイムの連ドラ初主演。しかも、薄っぺらい恋愛ドラマではなく、力が入っていそうな刑事ドラマで! まずは堺雅人を無駄使いしなかったフジテレビに拍手を送りたい。で、肝心な役柄はというと、昼は「仏の伊達さん」と呼ばれるほど温厚だが、夜になると冷酷に凶悪犯を制裁する男に……って、只野仁ラインか!? でも、舞台は警察だし、どうやらエロはなさそうだし……。もっと真面目な刑事ドラマのよう。それはさておき、発表された内容を見ると、どうやらこの作品は発生する事件そのものや謎解きよりは、堺演じる警部補・伊達一義のキャラクターに重点を置いているようです。ここはぜひ堺に、得意の笑顔を巧みに操って頂きたいところ。時に根っからいい人そうなふにゃ～っとした笑顔、時に何を考えてるのか分からないような"温和なのに不気味な笑顔"を浮かべる堺。後者は真顔や怒った顔よりもはるかに怖い(※褒め言葉です!)ので、ぜひ夜の顔の時にはもったいぶらずに出してほしい。そこへもって、錦戸亮が凶暴性を奥に秘めた鑑識官を『ラスト・フレンズ』のDV男ばりの狂気を漂わせて演じてくれれば、鬼に金棒! 豪華怪演の恐ろしいけどクセになる刑事ドラマという新ジャンルを樹立できるかも!?

さくらの期待度は……☆☆☆

といっても、役者の演技もやっぱり演出次第。第1話を観るまでは何とも言えない……。

オダジョー×三木聡で狙うは『時効警察』超え!? －『熱海の捜査官』

また金曜ナイトにオダギリ ジョーと三木聡監督のコンビが帰ってきました。彼らは以前、同枠で『時効警察』を手掛け、テレビドラマ界の話題をかっさらった2人。目標は『時効警察』超え、もしくは同等レベルのブームを巻き起こすことでしょう。もちろん、三木監督独特のゆるさは今回も健在。三木ワールド・ファンは迷わず飛びつくはずでしょう。しかし、懸念材料も多々ある今回の『熱海の捜査官』。まず、『時効』の時と違い、1話完結モノではないこと。さらに、全話の脚本・監督を三木監督が務めるというではありませんか。思えば、『時効』は毎回違う人が脚本・演出を手掛け(三木監督は1シリーズで2回)、いい意味でコロコロ変わる世界観が視聴者を飽きさせない要素でもありました。しかし、想像してみて下さい。ぐだぐだ～っとした三木ワールドが毎週延々と続くのです。う～ん……すぐにお腹いっぱいになりそうな予感大。さらに今回、オダジョーの相棒を務めるのは栗山千明です。『時効』は相棒の麻生久美子、さらに脇で豊原功補が恐ろしいほど暴走してくれたおかげで、一気に物語(というか小ネタ)が面白くなったのですが、栗山千明はどう出るのか!? その辺りも話題作になれるかどうかの分かれ目になると思います。

さくらの期待度は……☆☆

＜『時効』があるがゆえ、期待度は高まる→期待が高いぶん、そんじょそこらの出来ではガッカリしてしまう＞という流れは必至なので、最初から期待度は低め設定で。

放送スタート日時	放送局	タイトル	主なキャスト	内容
6月30日(木)21:00	テレビ朝日系	『新警視庁捜査一課9係』	渡瀬恒彦、井ノ原快彦、羽田美智子、中越典子、吹越満ほか	変わり者の刑事・加納倫太郎(渡瀬)が率いる、警視庁トップの犯人検挙率を誇る捜査一課9係の活躍を描くシリーズ。過去に4シリーズの連続ドラマ、1本のスペシャルドラマを放送しているが、いずれも視聴率はイマイチ……。しかし、根強いファンが意外とたくさんいるのも事実。今シーズンこそ視聴率アップを狙いたいところ。
7月3日(土)21:00	NHK総合	『鉄の骨』	小池徹平、豊原功補ほか	吉川栄治文学新人賞を受賞した池井戸潤の同名タイトル小説をドラマ化。会社の生き残りを賭け、談合に加担せざるを得なくなった主人公・平太(小池)の姿を通し、建設会社の内幕を描く社会派ドラマだ。この手の本格ドラマはNHKの十八番。本作もドラマファンを中心に話題を呼びそう。
7月5日(月)20:00	TBS系	『ハンチョウ～神南署安積班』	佐々木蔵之介、中村俊介、塚地武雅、黒谷友香、賀集利樹ほか	いまや佐々木蔵之介の代表作となった本作がシーズン3に突入。人間味あふれる警部補・安積(佐々木)を中心とした安積班が、さまざまな事件を解決していく。今回は唐十郎、京野ことみ、本仮屋ユイカら新メンバーも追加。局は違うけど、このままいけば第2の『はぐれ刑事純情派』も夢じゃない!?
7月6日(火)22:00	NHK総合	『天使のわけまえ』	観月ありさ、ともさかりえ、細川茂樹ほか	婚約者に全財産を持ち逃げされたくるみ(観月)が、「ごはん」を作る仕事を通して人生を切り拓いていこうとする物語。これといって突飛な設定は何もないけど、のんびり観るにはちょうどいいかも!?
7月6日(火)22:00	フジテレビ系	『逃亡弁護士』	上地雄輔、石原さとみ、矢田亜希子、豊原功補、船越英一郎、北村一輝ほか	殺人、放火、横領という身に覚えのない罪に問われた弁護士・成田誠(上地)が、逃亡しながら自らの無罪を晴らそうとするヒューマン・サスペンス。逃亡した先々で出会った人を救うという1話完結エピソードも融合。その各エピソードがあるがゆえに、本筋が遅々として進まない…なんてことにならなりませんように!
7月7日(水)22:00	日本テレビ系	『ホタルノヒカリ2』	綾瀬はるか、向井理、板谷由夏、木村多江、藤木直人ほか	2007年に放送され、綾瀬はるか人気に火をつけたドラマの続編。今回はあの干物女・ホタル(綾瀬)が3年におよぶ海外赴任を経て帰国するところからスタートする。久々に恋人・高野部長(藤木)と再会するホタルだが、2人の関係性は微妙に変化していて…。今回はホタルが結婚を意識するということで、新たな展開にも期待!
7月8日(木)20:00	テレビ朝日系	『科捜研の女』	沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、加藤貴子、小野武彦、田中健ほか	京都府警科学研究所法医研究員・マリコ(沢口)が科学捜査で犯罪を解決していくミステリーの第10弾。約10年をかけて、じわじわと視聴率を上げてきた長寿ドラマだ。今年3月に放送されたスペシャルでは16.9%を記録。今シーズンも視聴率の面では心配なさそう。
7月8日(木)22:00	フジテレビ系	『GOLD』	天海祐希、長澤まさみ、反町隆史、寺島進ほか	野島伸司が脚本を手掛けるホームドラマ。といっても、『ひとつ屋根の下』とは違って、内容は結構シビア。主人公・悠里(天海)は子どもたちを金メダリストに育てあげるべく、スパルタ教育をする母親。しかし、問題になっているモンスター・ペアレントとは違い、それはそれは崇高な信念の持ち主で…。案の定、今回の天海も厳しくて気高い女。もう見飽きたのは私だけ?
7月9日(金)21:00	テレビ朝日系	『崖っぷちのエリー～この世でいちばん大事な「カネ」の話』	山田優、塚地武雅、小泉孝太郎、田中要次、大杉漣、陣内孝則、渡辺えりほか	西原理恵子による半生記『この世でいちばん大事な「カネ」の話』をドラマ化。といっても、忠実にドラマ化するわけじゃなく、"原作のエピソードを取り入れたドラマ"というスタンスらしい。というわけで、山田演じる主人公の名は絵里子。本編中で別に「エリー」と呼ばれてるわけでもないのに、なぜにこのタイトル!? さらに、渡辺えりのパンチパーマ姿など、ツッコミどころ満載。
7月9日(金)22:00	TBS系	『うぬぼれ刑事(でか)』	長瀬智也、生田斗真、中島美嘉、荒川良々、要潤、矢作兼、坂東三津五郎、西田敏行ほか	宮藤官九郎と長瀬智也の黄金コンビが5年ぶりに復活! 今回はそれぞれ各方面でうぬぼれの強い刑事たちが織り成す刑事ドラマ。宮藤×長瀬のドラマはいつも視聴率はそれほど高くはないが、話題性は高くてDVD売り上げでは絶好調。今回もその運命をたどるのか……!?
7月10日(土)19:56	TBS系	『ハンマーセッション!』	速水もこみち、志田未来、比嘉愛未ほか	逃亡中の天才詐欺師(速水)が学校の先生になりすまし、詐欺師のテクニックを応用した衝撃的な授業で、生徒たちの根性を叩きなおしていく学園モノ。『絶対彼氏～完全無欠の恋人ロボット～』でのロボット役ばりに、演技でも衝撃を与えてほしいところ。でも、今回はセリフも多いしなぁ……(独り言)。
7月10日(土)21:00	日本テレビ系	『美丘-君といた日々-』	吉高由里子、林遣都、寺脇康文、谷原章介、真矢みきほか	石田衣良の恋愛小説をドラマ化。難病で余命を宣告された女子大生・美丘(吉高)が、同級生・太一(林)との最後の恋に命を捧げる姿を描く。韓流ドラマや携帯小説が好きな人にはウケるかも。ただ、個人的にこういう最初からゴールの見えたお話にはあまり興味をそそられないので、吉高の演技に一点集中したい。
7月13日(火)21:00	フジテレビ系	『ジョーカー 許されざる捜査官』	堺雅人、錦戸亮、杏ほか	主演の堺雅人が演じるのは捜査一課の警部補・伊達一義。昼は「仏の伊達さん」と呼ばれるほど温厚だが、夜になると冷酷に凶悪犯を制裁する男になる(この点へのツッコミは、のちほど本文で!)。ともあれ、堺と、かつてDV男演技で株を上げた錦戸亮の演技バトルに注目だ。
7月15日(木)23:58	日本テレビ系	『日本人の知らない日本語』	仲里依紗、青木崇高、原田夏希、池田成志ほか	日本語学校の教師になったハルコ(仲)の奮闘物語。どこで覚えたのかヘンな日本語を操ったり、マニアックな日本文化に傾倒する外国人生徒たちを卒業させるべく、ハルコは日々教壇に立つ。若手ではナンバーワンと言っても過言ではないほどの役への入り込み方をする仲の魅力を十二分に引き出す演出を求む!
7月16日(金)24:12	テレビ東京ほか	『モテキ』	森山未來、野波麻帆、満島ひかり、松本莉緒、菊池凛子ほか	ある日突然やってきたモテ期に翻弄される29歳派遣社員・藤本幸世(森山)の姿を描く。ここ数年、民放の連続ドラマでガッツリ森山を見るのはなかったが、ここへきてまさかの民放ドラマ主演、しかもテレ東! 作品をキッチリと選ぶ森山のこと。このドラマ、よほど面白いに違いない!?
7月18日(日)21:00	TBS系	『GM～踊れドクター』	東山紀之、多部未華子、生瀬勝久、大倉忠義、八嶋智人、小池栄子、椎名桔平ほか	ダンサーとして再デビューを図る後藤(東山)は、ひょんなことからダメ医師が集まる名峰病院・総合診療科で働くことに。なんと後藤はアメリカ仕込みの天才医師だった! 後藤が毎回訪れる患者の病因を特定しながら、周りの医師にも影響を与えていく医療ドラマ。『Dr.HOUSE』に(よせばいいのに)主人公がやたら踊るというコメディー要素を付け加えた作品!?
7月19日(月)21:00	フジテレビ系	『夏の恋は虹色に輝く』	松本潤、竹内結子、沢村一樹、桐谷美玲、伊東四朗、松坂慶子ほか	松本潤が遂に月9主演の座をゲット。内容は売れない二世俳優(松本)と年上女性(竹内)のラブストーリー。二世俳優がゴロゴロいる昨今、この主人公の設定はなかなかイケてる。が、タイトルがファンタジーすぎてイケてない……。内容も爽快ラブストーリーだそうで……イケてない。どうせなら"売れない二世俳優"という設定を思いっきり生かしたコメディーにすればよかったのに!
7月22日(木)21:00	テレビ朝日系	『警視庁継続捜査班』	木村佳乃、筒井道隆ほか	未解決事件を追う警視庁継続捜査班の活躍を描くヒューマン・サスペンスドラマ。要するに、日本版『コールドケース』といったところ!? このところ、連続ドラマでは脇でオイシイ役どころが続いていた木村。今回は久々の連ドラ主演ということで、ここ一番の勝負どころ!?
7月30日(金)23:15	テレビ朝日系	『熱海の捜査官』	オダギリ ジョー、栗山千明、松重豊、ふせえり、田中哲司、松尾スズキ、萩原聖人ほか	三木聡監督×オダギリ ジョーの『時効警察』コンビが放つ"超感覚ミステリー"。4人の女子高生を乗せたスクールバスが消えるという謎の事件発生から3年後、広域捜査官・星崎(オダギリ)と北島(栗山)は事件が発生した南熱海署に派遣される。事件の真相を追う2人の前には、摩訶不思議な南熱海市の人々が次々と現れ……。もちろんシュールな小ネタもあり!

さくら

"ドラマを見てはセリフを覚え、友人とドラマごっこをする"という幼少期からの趣味が高じ、大学卒業後は流れ流れてエンタメ雑誌業界へ。テレビドラマなどの特集担当記者を経て、現在はフリーライター。テレビ番組を中心とした特集やインタビュー記事を手がける。