JR西日本は3月13日に実施するダイヤ改正で、特急「くろしお」の停車駅を拡大。きのくに線(紀勢本線)和歌山~白浜間において、白浜駅発着で運転される「くろしお」の停車駅を統一する。「パンダくろしお」車両で運転される列車も変更となる。

  • 「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」で運転される特急「くろしお」

ダイヤ改正後、白浜駅発着の「くろしお」は和歌山~白浜間の途中停車駅を海南駅、箕島駅、藤並駅、湯浅駅、御坊駅、南部駅、紀伊田辺駅に統一。停車駅の拡大により、和歌山県内の移動だけでなく、京阪神地区などへの往来の利便性が向上するという。新宮駅発着の「くろしお」は和歌山~白浜間において、途中の海南駅、御坊駅、紀伊田辺駅に全列車が停車。朝・夜の一部列車のみ箕島駅、藤並駅、湯浅駅、南部駅にも停車する。

「パンダくろしお」車両は現在、「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」2編成、「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」1編成の計3編成(287系6両編成)が活躍している。「パンダくろしお」車両で毎日運転される列車は上下各2本。ダイヤ改正に合わせ、現行の「くろしお3号」(新大阪駅9時3分発・白浜駅11時37分着)に代わり、新たに「くろしお1号」(新大阪駅7時33分発・新宮駅11時58分着)が「パンダくろしお」車両で毎日運転される。白浜だけでなく串本・勝浦・新宮といった各観光地も「パンダくろしお」で訪れやすくなる。

同じく「パンダくろしお」車両で毎日運転され、これまで白浜発新大阪行で運転されていた「くろしお26号」はダイヤ改正後、新宮発新大阪行に変更。夜間の新大阪発和歌山行「くろしお25号」、朝の和歌山発新大阪行「くろしお4号」も、「パンダくろしお」車両で毎日運転される。その他の「くろしお」も、「パンダくろしお」車両を使用する場合があり、「JRおでかけネット」の特設ページに運行スケジュールが公開されている。

  • 2020年7月にデビューした「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」

  • 「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」の車内

なお、新型コロナウイルス感染症の影響による利用状況の変化に合わせ、特急「くろしお」の一部列車を臨時列車に変更しており、3月13日以降、臨時列車も含む上下計12本を当面運休とする。通常、新大阪~和歌山間の運転本数は1日あたり最大36本だが、当面は1日あたり24本の運転に。「くろしお12号」は京都行から新大阪行に変更して運転される。