新しい出会いの場として浸透しつつある「マッチングアプリ」。本連載では、ユーザーが抱えるリアルなギモンや悩みを、20代を中心に価値観重視の出会いを提供するマッチングアプリ『with』の"中の人"に直撃! プロフィールの作り方からデートノウハウまで、マッチングアプリに関するさまざまなテーマを裏側からひも解いていきます。

  • 初デートでファミレスはアリ? ナシ? "中の人"に聞いてみた! - デート成功のコツも解説

あなたは初デートでファミレスに行くのはアリ? ナシ? 今回は男女のデートに対する価値観や、デートを成功させるコツを聞きました。また、withユーザーを対象に実施したアンケート結果も一緒に紹介していくので、参考にしてみてください。

◼初デートでファミレスはアリ? ナシ?

――初回デートの場所って難しいですよね。最近話題になっていた「ファミレスは初デートにアリかナシか論争」。"中の人"はどう考えますか?

まずは、withユーザーを対象に行ったアンケート結果(※)を見てみましょう。

  • マッチングアプリの初回デートでファミレスはありですか? なしですか?/2024年8月29～9月2日、マッチングアプリ「with」ユーザー20代男女2,399人を対象に調査

初デートでファミレスはアリかナシかを尋ねると、男性の7割・女性の6割が「あり」と回答しています。ただし、この結果の裏には「ファミレスがいい」ではなく、「ファミレスでもいい」という意見が隠れているのではないでしょうか。

低価格で気軽に行けるファミレスは、慣れ親しんだメニューや雰囲気で安心感はあるものの、新しい発見は決して多くはないはずです。小休憩などでファミレスに寄る、といった場合は良いですが、カフェや食事がメインの約束で"行き先がファミレス"となると特別感はあまりないかもしれません。

もし、場所に悩むのであれば、数時間・数千円で過ごせるようなおしゃれなカフェがおすすめです。おしゃれな空間や知らないメニューを話題の種にして、会話を楽しむのが良いでしょう!

ちなみに初デートの際は、人気(ひとけ)の少ない場所や車などの密室、過度な飲酒は避けましょう。また、関係が築けるまでは日中の時間帯に会うことをおすすめします。

――では、初デート当日までに準備した方が良いことはありますか?

相手の情報をチェックしておくことですね。プロフィールに書いていたことやメッセージで話していたことを、デートの中で話題にできるとより親密なコミュニケーションが取れるでしょう。

また、デートの約束をしたあとは、今まで通りメッセージのやりとりを継続することも大切です。デートの約束を交わしたにも関わらず、その後連絡がいきなり途絶えてしまうと、人によっては不安な気持ちで当日を迎えることになります。

初デートの日程や場所を決めて終了ではなく、当日を迎えるまでのコミュニケーションも楽しみましょう!

――デートを成功させたいです! 当日、何を意識すればいいのでしょうか……?

次の3つを意識してみてください。

1. 相手の話を引き出そう

会話が続かないことへの不安から、自らがしゃべろうとしてしまう人もいますが、会話の比率は"自分:相手=3:7"を意識し、まずは相手の話を引き出すようにしましょう。

質問をしつつ、会話の中に自身の経験や感じたことを織り交ぜることで話が深まり、より親密なコミュニケーションにつながります。

2. 相手の話を深掘りしよう

2つ目は、相手の話を深掘りすることです。「趣味は何ですか?」「好きな食べものは?」と、一問一答形式の会話では、なかなか相手の本心や考えにはたどり着けません。

例えば、相手の趣味が映画鑑賞であれば、「最近見た映画は何ですか?」「どんな内容の映画が好きですか?」「作品の中で好きなシーンはありますか?」など、1つの話題を軸にキャッチボールをするのが良いでしょう。

話題を深掘りをしていくことで話が広がるだけでなく、相手の本音や意外な一面に出会えるかもしれません。

3. あくまで"初対面"を忘れずに

事前にメッセージや電話で盛り上がっていたとしても、デート当日は初対面。初めて会う相手を突然呼び捨てにしたり、体に触れたりするのは避けましょう。人によっては不信感を抱く要因になり、せっかくのデートが台無しです……!

また、あなたがどんなに相手に心を許していたとしても、初デートで会社の愚痴などを聞かされると相手は戸惑ってしまうことも。初対面であることを忘れず、"相手がどう思うか?"という視点を持ちながら、接することを心がけましょう!

次回は「マッチングアプリの要注意人物を見極め方」についてお伝えしていきます。お見逃しなく!

(※)調査概要：2024年8月29～9月2日の期間、マッチングアプリ「with」のユーザーである20代男女2,399人を対象に実施