皆さん、こんにちは。松竹芸能所属の鉄道タレント、古谷あつみです。この連載では、日常の通勤時間を少しでも快適に過ごしていただきたい! という願いから、電車通勤に役立つさまざまなアイテムを紹介しています。第2回のテーマは「梅雨を快適に過ごそう! ジメジメした梅雨を乗り切る通勤アイテム」です。

いまは梅雨の真っただ中。皆さんはどのような雨対策をしていますか? 私はいま、可愛いレインブーツが欲しいなと考えています。駅までの道のりをレインブーツで雨対策! それも良いのですが、肝心の電車内でもしっかり雨対策をしておきたいものです。

  • 6月に入ると晴雨兼用の折りたたみ傘が必需品に(写真:マイナビニュース)

    6月に入ると晴雨兼用の折りたたみ傘が必需品に(写真はイメージ)

私は毎年6月に入ると、晴雨兼用の折りたたみ傘を持ち歩くようにしています。紫外線量は4~8月がピークと言われているので、この季節からしっかり紫外線対策をしておきたいのです。日焼け止めと晴雨兼用傘のおかげか、今年はまだそんなに日焼けをしておらず、とても重宝しているのですが、ひとつだけとっても嫌なことが。

■「濡れた傘はバッグにしまえない」問題、このアイテムで解決

急な雨にも対応してくれる、頼もしい折りたたみ傘の欠点。それは、雨に濡れてボトボトになった傘はバッグにしまえないという問題です。バッグの中に電子機器や書類を入れて持ち歩いている人は、とくに心配かと思います。折りたたみ傘って、たたむだけでも憂鬱なのに……。

●濡れても折りたたみ傘ポーチに入れればOK!

そんな問題を解決してくれるのがこちら。折りたたみ傘ポーチです。

  • 折りたたみ傘ポーチは梅雨の時期に便利なアイテムのひとつ(写真はイメージ)

このポーチは内側がタオル地になっているため、濡れた傘をバッグの中に入れるときに便利。これで折りたたみ傘の問題も解決ですね。大きめに作られている商品が多く、男性用の折りたたみ傘でもすっきり入ります。

●一緒に薄いタオルを入れておくのも便利

  • 折りたたみ傘と一緒に薄いタオルを入れることも(写真はイメージ)

そして、私のおすすめは折りたたみ傘と一緒に、速乾性のある薄いタオルをポーチの中に入れて持ち歩くこと。雨の日、折りたたみ傘をしまうついでに、濡れてしまったバッグや洋服をさっと拭くことができます。

●凍らせたペットボトルをしまうときも役立つ

  • 折りたたみ傘ポーチに凍らせたペットボトルを入れる(写真はイメージ)

さらに、このポーチは折りたたみ傘を入れるだけでなく、写真で示したように凍らせたペットボトルなども入れることもできます。暑い時期、ペットボトルをバッグに入れていたら中が濡れてしまって……という経験をした人は多いはず。折りたたみ傘は梅雨が終わり、夏が来ても役立つのです。

●ヘアアイロンを入れるという裏技も!?

旅行のときにはヘアアイロンやコテのカバーとしても使えます。電源を切ってもしばらく熱いままのヘアアイロンも、これに入れればすぐに安心して運べますよね。

  • ポーチにコテを入れることも(写真はイメージ)

このように、折りたたみ傘ポーチはさまざまな使い方ができます。私が選んだポーチは薄いタオル地のものですが、厚手のタイプやバッグの外側に取り付けられるタイプ、折りたたみではない傘に対応したタイプなど、さまざまな用途に対応しています。安価で手に入るものもたくさんあるので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

■レインバッグに入れれば、外出中でもバッグは濡れない

最後にもうひとつ。通勤などで駅へ向かう途中、雨でバッグ自体が濡れてしまうことを防ぐアイテムを紹介しましょう。

  • レインバッグに入れることで、バッグが濡れるのを防ぐことができる(写真はイメージ)

エコバッグを持ち歩いている人も多いかと思いますが、この季節はレインバッグがおすすめです。軽くて薄いので、持ち歩いていても邪魔になりません。お気に入りのバッグもきれいに使えますね。

梅雨の時期は気分も憂鬱になりがちですが、ちょっとした小物を使って快適に過ごしましょう。この連載では、これからもさまざまなアイテムを紹介していきます。

著者プロフィール :
古谷あつみ(鉄道タレント・松竹芸能所属)

小学生の頃、社会見学で近くにある車両基地へ行き、特急列車の運転台に上げてもらったことがきっかけで、根っからの鉄道好きとなる。学校卒業後は新幹線の車内販売員、JR西日本の駅員として働く。その経験から、きっぷのルールや窓口業務には精通している。現在はタレント活動のほか、公立高校などで講師も務めている。2015年に「東洋経済オンライン」でライターデビューし、旅行サイト「ぐるたび」などでも執筆活動中。泉佐野市PR大使。