“ひとり芸”ナンバーワン決定戦『R-1ぐらんぷり2019』の決勝戦が、カンテレ・フジテレビ系で、いよいよ3月10日(19:00~21:00)に生放送。本番までカウントダウン形式で、ファイナリスト10人へ決勝進出決定直後に行ったリレーインタビューを、当日のネタ順に紹介していく。

5人目は、おいでやす小田。4回目の決勝進出を決めたネタは、意外にも妻からのリクエストだったという――。

  • おいでやす小田

    おいでやす小田 (C)カンテレ

■これまでで一番うれしいかも

――4回目の決勝進出となりましたが、今のお気持ちはいかがですか?

うれしいです。これまでで一番うれしいかもしれないです。東京に移籍して環境も変わって、ライブはもちろんですが、ネタを作る喫茶店探しや歩きながらネタを考えるコースとか、今まで大阪でやってたネタ作りのルーティーンができなくなったので、これで決勝にいけたのは大きいですね。

――準決勝で披露したネタを作った経緯を教えてください。

毎年、秋過ぎくらいにはネタが決まってたんです。それが去年の年末、決めてたネタがスベり倒して、年明けた時点でネタがゼロになったので、今年はもう『R-1ぐらんぷり』無理やなと思ってました。それが、1月半ばに後輩のマヂカルラブリーから、“一度死んだネタを蘇らせる”という「フェニックスライブ」に呼ばれて、このネタをやったらめちゃくちゃウケたんですよ。「あれ、このネタ生きてるのかな?」と、大慌てで仕上げましたね。

――「フェニックスライブ」でそのネタを選んだ理由は?

え? あんまり言いたくないんですけど……いや、あの……嫁に「やって」って言われて(笑)。見る目ありますねえ。僕のことよくわかってるんでしょうね。一度は諦めてましたからね。本当によかったです。自信にもなりました。

■決勝のネタも妻が決定!?

――「今年こそは優勝」というお気持ちですか?

もちろんそうなんですけど、今年に限っては、この死んだと思っていたネタをテレビでできるってことがこれまで以上にありがたいです。1つ壁をクリアしたというか、東京来てから決勝行くことができてこのネタを全国でできる、結果どうあれ、この2018年度は最高やったって言えますね。

――決勝までの作戦は、いかがですか?

去年、喉の調子があんまりよくなかったので、ライブでネタをやりまくるというよりは、喉の調整重視で、ベストを出せるように体調管理はしっかりしたいなと思います。

――2本目はもう考えてますか?

いろいろ考えてますね。だいたいは決まってますけど、まだ決定はしてないです。

――では、奥様に相談されますか?

アハハハ。どうしようかな……そうですね、聞こうかな。嫁の好きなネタ順にやろうかな。