復帰後初のフル出場を果たした南野拓実 [写真]=Getty Images

 モナコに所属する日本代表FW南野拓実が、長期離脱から復帰して初めてフル出場を果たした。

 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズ第3節が現地時間5日に行われ、モナコはノアシェランと対戦した。右サイドハーフとしてスタメンに名を連ねた南野は33分、味方からのスルーパスを受けてボックス内右へ抜け出し、マティス・デトゥルべの先制点をアシスト。最終的にはオフサイドで得点が認められなかったものの、後半には左からのクロスに頭で合わせてネットを揺らすなど、試合を通して存在感を放った。

 南野は昨年12月に左ひざ前十字じん帯を断裂し、FIFAワールドカップ2026も欠場。10カ月に及んだ長期離脱を経て先月にピッチへ帰還し、この日が復帰後4試合目だった。公式戦での得点関与は昨年11月末に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)戦以来約1年ぶりとなっている。

 試合後、クラブのインタビューに応じたフィリペ・ルイス監督は「今日の勝利はチームにとって非常に重要だ。自信を深めることに繋がるし、出場機会を得て再びリズムを取り戻せた選手たちにとっても大きな意味がある」とコメント。アシストに幻のゴールと“完全復活”を印象付けた南野ついては次のように賛辞を送っている。

「ゴールに近づいた時には、脅威となれる選手、リスクを恐れずにプレーできる選手、そして縦への動き出しができる選手が必要だ。タキ(南野)がまさに素晴らしい動きを見せてくれた。空いたスペースを巧みに突いて攻撃していたよ」

 そんな南野は、今月の「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」に臨む日本代表メンバーに選出されている。14日に対戦するのはFIFAワールドカップ2026・ラウンド32で敗れたブラジル代表。南野は歴史的勝利を挙げた昨年10月の対戦時に、反撃の狼煙を上げるゴールを決めている。約1年ぶりの得点関与で弾みをつけた中、ワールドカップのリベンジを目指す一戦での活躍に期待がかかる。

【ハイライト動画】南野拓実が“完全復活”へ! 先制点アシストに幻のゴールも