元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「【松井ジャイアンツ新組閣】清水隆行が打撃コーチ就任! 由伸ヘッドと最強外野トリオ再結成へ? デーブが巨人の新体制を徹底解説!」に出演。清水隆行氏について語った。
デーブ大久保氏が清水隆行氏の獲得を目指した過去を告白
松井秀喜新監督のもと、巨人の打撃チーフコーチに就任する清水氏について、大久保氏は「俺はもうバッティングは天才だと思ってる」と絶賛。「左の天才は、広島の前田と巨人の清水。このインコースの打ち方の天才ぶりは、この2人が突出してる。松井監督も認めます。たぶんみんな認めるんじゃないかな」と、その評価を語った。
その流れで、大久保氏は「俺もライオンズで2008年にコーチになったときに、和田が抜けるって。和田ベンちゃんが中日にFAで行くっていうんで、これ誰か獲らなきゃどうやっても勝てないっていうときに、白羽の矢を立てたのが(清水)」と、当時のことを回想。
続けて、「清水がちょうど巨人で使われなくなってるっていうね。で、清水くんを獲ろうと思って」と当時の状況を整理しつつ、渡辺久信監督に相談した上で、巨人とのオープン戦が行われた際に原辰徳監督に直接話を持ちかけたことを明かした。
大久保氏によると、原氏に「監督、ちょっとお話があるんです」と声をかけると、「なんだ、言ってごらん」と返されたといい、「実は清水をいただきたいんですけど」と伝えたところ、原氏からは「じゃあ誰くれんだ? キャッチャーがいいな」との返答があったという。
そこで、大久保氏が「野田どうですか?」と提案すると、原氏は「野田いいのか? 出せんのか?」と反応。「監督からも許可もらってます」と伝えたところ、「よし、じゃあこれから話進めよう」となったと振り返った。
その後、原氏と渡辺氏の間で話が進んだといい、大久保氏は「『よかったな』『よかったっす。清水いたら優勝できますよ』なんて言ってたんですけど」と回顧。しかし、「その当時のライオンズの本部長の方が、やっぱり気に入らなかったんですよね。そういうやり方自体が。『お前ら勝手に決めんな』みたいになっちゃって、なしになっちゃったんです」と、トレードが実現しなかった経緯を説明した。
そして、「これは優勝なんかとてもできないと思っていたぐらいの存在。打撃もそうだし、人間性もそうだしっていうところが清水だったんです」と、清水氏への高い評価を改めて語っていた。
【編集部MEMO】
『デーブ大久保チャンネル』は、西武の一軍打撃コーチ、楽天の監督、巨人の一軍打撃チーフコーチなどを務めた、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏によるYouTubeチャンネル。清原和博氏や愛甲猛氏、広澤克実氏、槙原寛己氏をはじめとするレジェンド選手をゲストに迎えた動画が人気を博しているほか、野球界のニュースや自身の近況についてもトーク。巨人のコーチを退任する際には、原辰徳前監督からの招聘秘話、コーチ就任時の率直な心境を涙ながらに語った動画が注目を集めた(※動画「【報告】巨人軍を退団して、居酒屋の親父に戻ります。」にて)。
