銚子電気鉄道は26日、「還暦超えの車両に、もう一度青春を。銚子電鉄2002形 京王カラー復刻プロジェクト」をクラウドファンディングサイト「鉄道ひろば」で11月1日から実施すると発表した。目標金額は2,002万円とされている。

  • 京王カラー塗装後イメージ。細部は変更となる場合がある(銚子電気鉄道提供)

    京王カラー塗装後イメージ。細部は変更となる場合がある(銚子電気鉄道提供)

2002形は京王帝都電鉄(現・京王電鉄)で生まれ、伊予鉄道を経て2010年頃に銚子電鉄が迎えた車両。現在まで銚子の街を走り続けてきたが、車体の傷みと塗装の劣化が年々進んでおり、過去には廃車の選択肢もあったという。

それでも同社は、できるだけ長く走らせる道を選んだとしている。今回のプロジェクトで、製造から64年が経過した2002形に、今後の安全な運行に必要な検査と修繕を実施するとともに、アイボリーの車体にえんじ色の帯を巻いた京王時代の旧塗装を復刻。京王時代を思わせる旧塗装に復刻し、2002形にもう一度走る力を与える「延命」を行うとしている。

  • 京王カラー復刻プロジェクトのクラウドファンディングを実施(銚子電気鉄道提供)

    京王カラー復刻プロジェクトのクラウドファンディングを実施(銚子電気鉄道提供)

クラウドファンディングは「鉄道ひろば」にて11月1日10時から募集を開始(募集期間は2027年1月15日23時59分まで)。2002形(デハ2002+クハ2502)をプロジェクト対象車両とし、目標金額を2,002万円とした。資金使途として、2002形の検査・修繕、車体の補修・塗装、運行継続に必要な整備などを挙げた。リターンとして「2002形の愛称命名権」「ヘッドマーク掲出権」「記念硬券セット」「京王カラー復刻車両の特別お披露目会へのご招待」「ぬれ煎餅2002枚」「2002形乗り放題Tシャツ」などを予定している。