PKストップの活躍を見せた鈴木彩艶[写真]=金田慎平

 日本代表のGK鈴木彩艶(アストン・ヴィラ)が、1日に行われた『キリンカップサッカー2026』のエクアドル代表戦を振り返った。

 9月にウルグアイ代表とベネズエラ代表を下し、2連勝で迎えた日本代表。1日に行われたエクアドル代表戦では90分間を通して得点が生まれず、勝負の行方はPK戦へ。PK戦は鈴木がエクアドルの3人目をストップすると、日本は5人全員が成功。5-4でPK戦を制し、5日に行われるニュージーランド代表との決勝戦へと駒を進めた。

 エクアドル戦の内容について、鈴木は「もちろん点取って勝ち切りたかったですけど、かなり厳しい戦いだったので、最後の最後は守備陣としてはまず失点しないというところを意識していて、僕としても最後止めて勝ち切れたので良かったと思います」と総括。90分間を粘り強い守備で「0」に抑えた守備陣のパフォーマンスに胸を張った。

 PK戦ではエクアドルの1人目、2人目に関してはキックを見てから反応。鈴木は「相手はキーパーを見てくるシーンが多くて、同じ方向に飛んでたというよりかは、ボール見ながらコースが甘くなったら取れるかなという感覚があった」と振り返る。殊勲のシュートストップとなった3人目については、「先に動くことを意識していたので、相手の特徴を見ながら、できればもう一本止めて落ち着かせたかったですけど、まず最低限一本取られたなと思ってます」と語り、勝敗の分け目となったセーブの裏側を明かしている。

 FIFAワールドカップ2026ではPKの機会は訪れなかったが、来年に開催されるAFCアジアカップではPK戦がめぐってくる可能性もある。PKへの取り組みについては、「今後、アジアカップでも必ずPKは大事になってくる」と指摘しつつ「PK戦だけじゃなくてゲーム中のPKも臨機応変にしっかり対応できればいいなと思います」と、コメントを残している。

 また、この日は守備面だけでなく、最後尾からのビルドアップにも参加。「僕からつなぎ切ってチャンスを作れたシーンもあった」と手応えを示しつつ、失う場面があったとしても「そこは割り切ってプレーしている」と話し、今後も相手の守備の出方を確認しつつ、トライしていく心構えを語っている。

【動画】鈴木彩艶がPKストップ!