オリーズの左足が勝負を決める [写真]=Icon Sport via Getty Images

 UEFAネーションズリーグ(UNL)2026-27・グループA1第2節が現地時間28日に行われ、フランス代表はアウェイでベルギー代表と対戦した。

 大会内最高峰のレベルであるリーグAのグループ1は、フランス代表およびベルギー代表のほかに、イタリア代表、トルコ代表が同居。ジネディーヌ・ジダン新監督の下でリスタートしたフランス代表は、25日に行われたトルコ代表とのアウェイゲームを1-0で制し、白星発進を記録。対するベルギー代表も、イタリア代表とのアウェイゲームを2-0で制し、マルク・ファン・ボメル新監督の初陣を白星で飾っていた。

 両チームともに、新監督の下で2連勝を目指すゲームだが、スターティングメンバーの構成には大きな変化が見られた。ベルギー代表は前節から3名の入れ替えにとどまったのに際し、フランス代表はGKマイク・メニャン、マクサンス・ラクロワを除く9名を大幅にチェンジ。キリアン・エンバペが負傷の関係で不在となったなか、腕章はメニャンが巻いてピッチに立った。

 試合は序盤の12分、フランス代表がチャンスを構築。エドゥアルド・カマヴィンガのサイドチェンジから、マグネス・アクリウシェとのパス交換で前を向いたデジレ・ドゥエがドリブルをスタート。巧みな足技を織り交ぜながらボックス内へ入り、最後は右足を振ったが、シュートはクロスバーに嫌われた。

 以降もフランス代表が主導権を握り、エステバン・ルポールやピエール・カルルらがゴールを脅かしたものの、均衡を破ることはできない。対するベルギー代表も、ケヴィン・デ・ブライネが中心に立ってチャンスシーンを作り出したが、ハーフタイムに入るまでにゴールネットを揺らすことはできなかった。

 後半に入ってからも、試合の様相は大きくは変わらない。立ち上がりの53分には、敵陣中央でボールを奪ったルーカス・ダ・クーニャが、左足で強烈なミドルシュートを放つも、ポストに嫌われる。

 ベルギー代表は73分にビッグチャンスを構築。自陣でカマヴィンガからボールを奪ったユーリ・ティーレマンスが、時間をかけずにボールを前方へ届けると、シャルル・デ・ケテラーレは追い越す動きを見せたドディ・ルケバキオを使う。ルケバキオはボックス右からシュートを放ったが、GKメニャンの足に当てられ、ゴールとはならない。

 このまま試合終盤に突入し、スコアレスドローの気配も漂ったが、“勝負師”に率いられたレ・ブルーが、試合をこのまま終わらせることはなかった。88分、自陣でラヤン・シェルキからのパスを受けたミカエル・オリーズがドリブルをスタート。スピードを上げて敵を振り切り、自らシュートコースを作り出すと、最後は左足で狙い澄ました一撃を沈める。オリーズの個人技が炸裂し、フランス代表が1-0で勝利。ジダン監督の新体制で2連勝を飾った。

 次節は現地時間で10月2日に行われ、フランス代表はイタリア代表と、ベルギー代表はトルコ代表と、それぞれホームで対戦する。

【スコア】
ベルギー代表 0-1 フランス代表

【得点者】
0-1 88分 ミカエル・オリーズ(フランス代表)

【ハイライト動画】オリーズが終盤に勝負を決める! ドゥエの“超絶個人技”も