2018年からアルゼンチン代表を率いているスカローニ監督 [写真]=Getty Images

 アルゼンチンサッカー協会(AFA)が同国代表を率いるリオネル・スカローニ監督との契約延長を目指しているようだ。22日、スポーツ専門メディア『ESPN』が伝えている。

 スカローニ監督の現行契約は今年12月末まで。準優勝に終わった今夏のFIFAワールドカップ2026直後には「どうするかについては自分の中で考えがある。契約は12月末まで残っているし、その後どうするかはそれから考える。これ以上のことを成し遂げられるかは分からない」と去就に関して明言を避けていたが、現在はAFAと契約延長の可能性について交渉を続けているという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、AFAが提示した新契約はコパ・アメリカ2028終了までとなっており、FIFAワールドカップ2030までの延長オプションを含めることも検討しているようだ。最終的な決断はスカローニ監督に委ねられているという。

 現在48歳のスカローニ監督はセビージャやアルゼンチン代表でホルへ・サンパオリ監督のアシスタントコーチを務め、2018年夏から同代表の指揮官を務めている。コパ・アメリカ2021で28年ぶりの優勝を成し遂げると、フィナリッシマ2022ではEURO2020王者のイタリア代表を3-0で撃破。FIFAワールドカップ2022では初戦を落としながらも、36年ぶり3度目の優勝を果たした。

 また、コパ・アメリカ2024では連覇を果たし、今夏のFIFAワールドカップ2026でも2大会連続で決勝に駒を進めるなど、優れた手腕を発揮している。

 選手たちからの信頼も厚く、ニコラス・パス(コモ)は「僕にとっては最も重要な監督の一人だ。代表デビューの機会をくれたのも彼だし、残って欲しいと思っている」とコメントし、クリスティアン・ロメロ(アトレティコ・マドリード)も「彼には残ってもらいたい。この代表チームを築き上げた中心人物だから、当然続けて欲しい」と明言しているという。