95歳の歌手・二葉百合子が、17日に放送されるBS日テレ・BS日テレ4Kの音楽特番『歌謡プレミアム特別版 歌謡界の伝説 二葉百合子2時間スペシャル』(20:00~)に出演。がんと闘った石原詢子への思いを語る。
二葉百合子「私も5年前に乳がんの手術」
今回は、90年を超える二葉の歌手人生を貴重映像と往年の名曲とともに振り返る2時間スペシャル。二葉を師と仰ぐ「二葉組」の原田悠里、島津亜矢、坂本冬美がスタジオに集結し、藤あや子と石原詢子もVTR出演する。
石原は昨年、乳がんが見つかり、手術を受けた。闘病中には、いつも連絡をくれる二葉の励ましの言葉に救われ、つらい治療を乗り越えることができたという。
そんな石原について、二葉は自身の経験にも触れながら、「私も5年前に乳がんの手術をしたんですが、詢子ちゃんは若いしね、私がやった何十回という治療よりもっときつい治療をやってるんですよ。これが一番つらいと思うんですね」と気遣う。
さらに、「でもこの前、そのつらい注射が終わりましたって電話がかかってきて、今頑張って仕事してますけど、大変だと思います。若い人は早く元気になってもらいたいですね」と、弟子を思いやった。
番組では、二葉と「二葉組」の強い師弟関係も紹介。原田は二葉を「信念の人」、坂本は「記憶力の人」と表現し、島津は「本当にお母さんのような方で、強さと包み込む温かさを持っていらっしゃって、先生のお顔を見るとホッとします」と語る。
95歳で「100歳までは…いけますかね(笑)」
歌唱では、二葉が代表曲「岸壁の母」「一本刀土俵入り」などを披露。坂本との師弟共演では歌謡浪曲「梅川忠兵衛」を歌い、ラストは「二葉組」で「百年桜」を届ける。
95歳を迎えた二葉に、これからどんな人生を歩んでいきたいか尋ねると、「こんな親孝行な娘(弟子)がたくさんいますから、娘のためにもなんとか100歳までは…いけますかね(笑)」と笑顔で語る。
【編集部MEMO】
二葉百合子は、1931年6月23日生まれ、東京都葛飾区出身。浪曲師の父・東若武蔵に師事し、3歳で初舞台。9歳でポリドールレコードの専属となり、「乃木将軍と辻占売り」でデビューした。1957年にキングレコードから「女国定」で歌謡曲デビューし、浪曲と歌謡曲を融合させた“歌謡浪曲”を確立。1971年発売の「岸壁の母」が大ヒットし、1976年には『NHK紅白歌合戦』に初出場した。2011年3月に表舞台から引退後は、坂本冬美、原田悠里、藤あや子、石原詢子、島津亜矢ら後輩歌手への浪曲指導に力を注いでいる。2026年6月、95歳の誕生日に音源100曲を一挙配信した。
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