仕事をしながら、「自分ばかり我慢している…」と感じることはありませんか? 業務の公平さに疑問を抱くと、仕事へのモチベーションも低下してしまいますよね。本記事では、このような状況になってしまう原因や、そこから抜け出す方法などを紹介します。
仕事で自分ばかり我慢していると思うとき
まず、どんなときに「自分ばかり我慢している」と感じてしまうのかを考えてみましょう。
自分だけが明らかに仕事量が多い
代表的なケースは業務量の偏りです。自分だけが次々と仕事を任され、周囲よりも残業が多かったり、休憩を十分に取れなかったりすると、不公平さを感じずにはいられません。一時的な繁忙期であれば仕方ないこともありますが、その状態が長期間続いている場合は、我慢が積み重なりやすくなります。
いつも責任を押し付けられる
トラブルが起きたときに自分ばかりが対応を任されたり、責任を負わされたりするケースもあるでしょう。本来はチーム全体で対応すべき問題にもかかわらず押しつけられると、負担はひとりに集中してしまいます。責任が積み重なる状態が続くと、仕事へのやりがいよりも「また自分ばかりが…」という我慢の気持ちが強くなってしまうものです。
頑張っても評価されることがない
周囲より多くの仕事をこなしているのに昇給や昇進につながらなかったり、感謝やねぎらいの言葉すらなかったりすると、頑張るだけ損をしているように感じてしまいます。努力と評価のバランスが取れていない状態の継続は、モチベーション低下に直結するのです。
仕事で自分ばかり我慢する状況になってしまう原因
なぜ、自分ばかりが我慢するような状況になってしまうのでしょうか。ここでは、考えられる原因を挙げてみます。
頼まれると断れない
人から頼みごとをされると断れない傾向があるのかもしれません。無理をしてでも引き受けていると、積み重なって仕事が自分に集中しやすくなります。その状況が続くと周囲も自然と頼るようになり、さらに負担が増えてしまうでしょう。
頼みやすい人と思われている
普段から話しかけやすく協力的な姿勢で仕事に取り組んでいると、上司や同僚は深く考えずに仕事を依頼しやすくなります。ひとつひとつの依頼は小さくても、多くの人から受けていれば大きな負担になってしまうでしょう。
責任感が強い
責任感が強い人は、周囲が気づいていない仕事まで自ら引き受けたり、他の人のフォローを積極的に行ったりしていることがあります。そのため、気づけば自分の仕事量だけが増えていることも少なくありません。
発言しにくい立場にいる
職場で自分の意見を言いにくい立場にいることも、我慢が増える原因になっている可能性があります。年齢が若かったり社歴が浅かったり、立場が弱いと感じている人は意見を言うことが難しく、不満があっても口に出しにくいものです。負担が偏っていても改善を求められず、ひとりで抱え込んでしまうこともあるでしょう。
個人の能力差によるもの
仕事量に差が生まれる背景には、個人の能力や経験の違いが影響している場合もあります。仕事が早く正確な人には、自然と重要な業務や難しい業務が集まりやすくなるものです。そのため、本人は我慢していると感じていても、会社としては能力に応じた役割分担をしているだけというケースもあります。
仕事で自分ばかり我慢しする状況から抜け出す方法
どんな理由があったとしても、客観的に見て業務量に偏りがあれば改善の要求を考えてみてもいいでしょう。ここでは、今の状況を抜け出すためにできることを紹介します。
自分の状況を正直に伝える
ひとりで我慢を続けていても、周囲はその状況に気づいていないことがあります。感情的になるのではなく、勤務時間の数値や業務リストなどの事実をもとに自分の状況を伝えてみましょう。自分の負担を可視化することで、周囲が業務の割り振りを見直すきっかけになるかもしれません。
業務の優先順位を共有する
新しい仕事を依頼されたらすぐに引き受けるのではなく、現在抱えている業務との優先順位を確認しましょう。自分のなかで仕事の優先順位が明確になるだけではなく、仕事を依頼してきた人に対しても、現在の業務負荷を伝えることができます。その結果、業務の調整が行われたり他の人へ仕事を振り分けたり、負担が偏ることを防ぎやすくなるかもしれません。
断る勇気を持つ
すべての仕事を引き受け続ける必要はありません。自分のキャパシティを超えているにもかかわらず無理をすると、仕事の質が下がったり体調を崩したりする恐れもあります。「無理です」と理由もなく断るのではなく、すでに抱えている業務とその状況をきちんと伝えたうえで断れば角が立ちにくいでしょう。断ることは決して無責任ではなく、自分の仕事に責任を持つための判断でもあります。
上司に相談する
業務量の偏りが改善されない場合は上司へ相談することも一つの手です。主観的に「忙しい」と伝えるのではなく、担当業務や残業時間、依頼されている仕事の内容などを整理して伝えると、状況を理解してもらいやすくなります。上司は現場の状況をすべて把握できているとは限らないので、現状を共有することで業務分担の見直しや人員配置の調整につながる可能性があるでしょう。
環境の変化を検討する
改善に向けて行動しても状況が変わらず我慢を強いられる状態が続く場合は、環境を変えることも視野に入れましょう。異動を希望したり、転職を検討したりすることは、決して逃げではありません。我慢を続けて健康を損なえば、仕事だけでなく私生活にも大きな影響を及ぼします。そうなる前に対処しておくことが大切です。
まとめ
仕事ではある程度の我慢が必要な場面もあります。しかし、その我慢がずっと続いていて限界を感じているのであれば、一度立ち止まって働き方を見直すことも大切です。今回紹介した方法も参考にしながら、働きやすい環境を手に入れましょう。



