コスモ石油および関西電力は8月21日、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和8年度「先進的CCS事業 船舶輸送案件に係る分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備の設計作業等」に関する公募において、両社が共同で検討する大阪府堺泉北エリアでのCCS事業に係る業務を受託した。
年間約75万トンのCO2出荷を想定、ゼロカーボン社会の実現に貢献
今回の委託業務では、両社が同エリアで運営する関西電力堺港発電所およびコスモ石油堺製油所から排出されるCO2を分離・回収し、堺港発電所にて共同で液化・貯蔵したのち、コスモ石油の桟橋から貯留地に出荷するまでの設備に関する設計作業を行う。
過年度までの検討結果を踏まえ、液化・貯蔵・出荷設備の共用化による効率的な設備構成の検討を進める。なお、両社合計で年間約75万トンのCO2出荷を想定している。
両社はこれまで、JOGMECの「先進的CCS事業に係る設計作業等」に関する業務を受託し、大阪府堺泉北エリアにおけるCCSバリューチェーン構築に向けた検討を進めてきた。
両社は、同エリアにCO2排出源を持つ他事業者との協業も視野に、エリア全体でのCCSバリューチェーンの構築に向けた検討を進め、ゼロカーボン社会の実現に貢献していく。
