【厳選】チューニングブランド各社が東京オートサロン2026で魅せた、注目カスタムパーツ|CUSCO/ENDLESS/ENKEI/トピー実業/WinmaX|

愛車のチューニング/カスタムを考えている人に多くのヒントを与えるイベントが年初に開催される東京オートサロン。各社が新製品や自慢のカスタマイズを披露する国内最大級のイベントだ。今回はあらためて4ブランドの注目カスタムを紹介しよう。

【画像】各社こだわりカスタムパーツが盛りだくさん!

CUSCO

モータースポーツ育ちの“本物パーツ”

CUSCO

レース、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ、ドリフトなど多彩なモータースポーツに自社チームで参戦し、そのフィールドで得たノウハウを製品開発へと反映させてきたクスコ(CUSCO)。

2027年に創業50周年を迎えるクスコが、その節目を前に「C技・CUSCO TECHNOLOGY」をテーマに掲げ、モータースポーツで培った本物の技術力を強くアピールした。その目玉となったのは、スバル車を中心とした歴代スポーツマシンの展示だ。

同社のフルスペックパーツで仕上げられたBRZ 、WRX STI(VAB)、さらに現代のパーツ開発技術を存分に盛り込んだGC8インプレッサが並び、熱い視線を注ぐファンの姿も多かった。

製品展示では、クスコの代名詞ともいえるボディ剛性パーツがブースの壁に設置され、車体のどの部分に装着するパーツなのかをわかりやすく展示。サスペンションパーツや駆動系パーツがディスプレイされ、ブースはつねににぎわいをみせていた。

CUSCO

クスコといえばアルマイトブルーカラーの補強パーツ群。シャシー剛性を高めることでサスペンションの性能を引き出し、駆動力を路面に確実に伝達する「BODY BUILD-UP PARTS」シリーズはスポーツ走行派に欠かせない人気のアイテム。S-MCB(スモール モーションコントロールビーム)ストラットバーシリーズなど新機構を盛り込んだ製品も展示されていた。

CUSCO

サスペンションキットは単筒式ショックアブソーバーを備えたサーキット走行対応のフルスペック仕様を筆頭に、ストリート走行をメインとするコンフォート向けの製品を展示。スポーツ系からミニバン、SUVモデルまで多くの車種に適合する膨大なバリエーションをそろえているのも特徴。

CUSCO

スポーツ走行やパワーアップ系のチューニングを施した車両に適合する強化クラッチをはじめ、クロスミッションやファイナルギヤ、優れた駆動伝達を実現するLSDなども展示され来場者の食指を誘った。

ENDLESS

車種を問わず、フットワーク系アップグレードアイテムを用意

ENDLESS

エンドレスブースでは新製品やコンセプトモデルなどを展示。快適性と制動力を両立した街乗り+チューニング向けのブレーキキャリパー&ローターキットをはじめ、サスペンションパーツもリニューアル仕様など話題満載の展示内容となっていた。

近年同社が取り組んできた、クラシックモデルのレストア事業では、美しくよみがえった初代トヨタ クラウンに最新ブレーキへとアップデートを施し、自動車ファンの興味を誘っていた。

また、日本自動車レース工業会(JMIA)が進めている、次世代国産トップフォーミュラ開発プロジェクトマシン向けとして、超軽量・高剛性の鍛造モノブロック6ポットキャリパーのプロトタイプを展示していた。

ENDLESS

ブレーキキャリパーとローターをセットにした“システムインチアップキット”。GRヤリス&GRカローラ、スイフトスポーツ用と並び、40系アルファード/ヴェルファイア用の製品も登場。6ポットキャリパーとφ380mmローターの組み合わせで、多くの人を乗せたり、遊びのギアを積載することで重量が増え、空走距離が伸びがちな車両でもキッチリ止めてくれる。スポーティなだけでなく、実用性も向上するアイテムとして注目度大だ。

ENDLESS

昨今主流となりつつあるリヤの電動パーキングブレーキでは、構造上純正以外のブレーキキャリパーや大径ローターへの換装が難しい。そこで同社では純正キャリパーを生かしながら、大径ローターを組み込める専用サポートブラケットを組み合わせたインチアップキットを開発している。写真はクラウン エステート(AZSH38W型)とシビックタイプR(FL5型)用で、オートサロンでの公開時は参考出品とされていたがぜひ発売を期待したい!

ENDLESS

ブレーキチューニングの第一歩として手軽に効果を感じられるのがブレーキパッドの交換だ。エンドレスでは、スポーツ系車種に適したサーキット走行向けだけでなく、ストリート走行向けやハイエースなどの商用バンに最適な味つけを施したモデルなど多彩な製品をそろえる。

ENDLESS

人気のサスキット“FUNCTION”シリーズ。写真はスプリングの変更を中心に3種の味つけを展開する「FUNCTION IMA」。本格的なサーキット走行も視野に入れハイグリップタイヤを履いた車両にマッチさせた「バージョンTC」、ワインディングロードからミニサーキットまでオールラウンドに対応する味つけの「バージョンPS」、さらに日常ユースを中心に気軽にスポーティ走行を味わえる「バージョンSC」を用意。このほかにもスタンダードなモデルからフルオーダー仕様など、用途に合わせた最適なサスキットをそろえている。

ENKEI

本物だけが放つ機能美!これぞエンケイホイールの魅力

ENKEI

軽量製法と高い剛性感、さらにどんな車種にもマッチするシンプルでシャープなデザインなど、スポーツホイールに求められる性能や要素を高次元で実現した製品を生み出し続けてきたエンケイ。

これら製品にプラスαの魅力を投入するべく「表面処理で魅せる」という新たな表現方法を提案する。人気モデル2製品をベースにした参考出品モデルでは特殊な表面処理を施していた。ペイントのように見えるものの、じつは研磨によって表情を変えるというこれまでにない製法を用いているのだ。

コンセプトモデル以外のトピックは、鍛造削り出しの主力モデル“NVR5”シリーズに待望の19インチサイズが新た登場したこと。これにより現在のスポーツ車種に最適な17/18/19インチの主力ラインアップが整った。

ほかにもデリカD:5やジムニーなど、ミニバンやSUV、クロカンモデルに適した車種に適合する製品もそろえているので、同社ウェブサイトも併せてチェックしてほしい。

ENKEI

同社が展開する次世代のフラッグシップといえるNVR5がサイズバリエーションを拡大。新たなに登場した19インチモデルは、GR86/BRZやシビックタイプR、WRXなどへのマッチングも抜群!

ENKEI

人気のNT03RRモデルをベースとした新しい表面処理法。スポークの天面のみを研磨し、さらに研磨痕をあえて残すことで、独特なコントラストと立体感を表現した。なお市販化未定の試作モデルだが、市販化に期待したい。

ENKEI

特殊な切削処理によって、スポーク表面をストーン調仕上げとしている(参考出品)。ベースはNVR5シリーズだ。ペイントでは作り出すことが困難な、これまでにない魅惑的なフェイスを見せてくれる。

ENKEI

ディスプレイスペースの右手にあった6アイテムは、ラリーやジムカーナなどの競技派御用達の“ENKEI sport”シリーズ。軽量設計はもちろん硬派な雰囲気がその気にさせるアイテムだ。一方、左手の6アイテムはスポーツ系車種に最適な“PerformanceLine”シリーズとSUVなどに最適な“ALLROAD”シリーズ。機能を最優先した上で生まれた美しいフォルムが魅力だ!

トピー実業

デザインとコストパフォーマンスに優れた豊富なラインアップ

TOPY

大型トラックや一般的な乗用系車種などのメーカー純正装着ホイールをメインに世界トップクラスのシェアを誇る総合ホイールメーカーがトピー(TOPY)工業。そのメーカー商社として国内外に輸入・販売ネットワークを確立すると同時に、時代の変化に敏感なカスタムユーザーの要望に応えるアフターホイールを手がけてきたのが「トピー実業」だ。

ブースでは新たなスタイルのアイテムをそろえて自動車ファンの注目を誘った。プレミアムスポーツやサルーンなどにマッチする鍛造ホイールシリーズ「DORFREN exclusive(ドルフレン エクスクルーシブ)」シリーズのほか、アウトドアライフを楽しむ人々に人気の商用バンや軽バン&トラック向けのカラードホイールもイチ推しの製品。

また、コストパフォーマンス抜群でありながら、ノーマルからワンランク上の足元を求めたい人に向けたアルミホイールシリーズなど多種多様なホイールをそろえる。

TOPY

カスタムベース車として人気のジムニーやハイエース、デリカD:5などに最適なサイズをそろえる「LAND FOOT(ランドフット)」シリーズ。シンプルなデザインはさまざまなカスタムスタイルにマッチする。

TOPY

「LAND FOOT」シリーズにはスチールホイール風デザインを用いた製品もある。プロボックスやハイエース、軽バン&トラックなどの足元にも似合う。

TOPY

TOPY

ワイルド感あふれる太めの2×6スポークデザインが見どころの「VABRO(ヴァブロ) RR01」。軽カーからランドクルーザーなどの大型モデルにフィットするサイズを設定している。

WinmaX

製品展示からブレーキ性能を実感できる体験ゾーンも用意

WinmaX

ブレーキパーツメインに手がけるウインマックス(WinmaX)ブースでは、ノーマルからハイパフォーマンスパッドへの変化を体感できる「機能部品体感シミュレーター PPES(ペース) Solution」を用意。実際にペダルを踏み比べて「ブレーキの利きの違い」「コントロール性の変化」「耐フェード性」といった変化を実感できるシステムは、ブレーキパーツのアップグレードを検討しているユーザーにとってノウハウ習得にとても有意義なものだ。

ブレーキパッドを中心にローターやキャリパーキットなどの製品展示も見どころだった。さらにウインマックスが誇る最先端ブレーキシステムを備えたフルラッピング仕様のR35 GT-Rも展示していた。

WinmaX

ストリート走行を主とした純正パッドの交換用に適したロープライスモデルをはじめ、スポーツ走行派まで満足させる豊富なラインアップが自慢のブレーキパッドシリーズ。国産から輸入車まで幅広い車種に対応する。

WinmaX

究極の走りを追求するレースシーンに向けたレーシングキャリパーキット。キャリパーボディは精度を最優先し高精度な5軸加工による総切削加工を採用。シール溝形状は完全独自形状のほか、ゴム材質を新規に開発するなどとことんこだわっている。このほかにブレーキパッド交換に対し、ワンランク上の制動性能とペダルコントロール性を実現してくれるスポーツキャリパーキットシリーズもある。

WinmaX

ドリフトキングこと土屋圭市氏監修のもと、HYUNDAI×AUTOBACSのコラボレーションにより、BEVのスポーツモデルであるアイオニック5 N をさらにパフォーマンスを高めた“アイオニック5 N DK エディション”。その制動システムを手がけたのがウインマックスだ。6ピストンを採用したモノブロックブレーキシステムは、サーキット走行のみならず、ふだん使いのストリート走行でも抜群のペダルコントロール性と優れた制動性能を実現する。

〈文と写真=鈴木克也〉