不運なケガに見舞われたヘンダーソン [写真]=Getty Images

 イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(ブレントフォード)は、FIFAワールドカップ2026期間中に再びプレーする可能性が完全になくなったわけではないようだ。8日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 ヘンダーソンは5日に行われたFIFAワールドカップ2026・ラウンド16のメキシコ代表戦では出場機会はなかったものの、激闘となった試合を3-2で勝利した後、ゴール裏のサポーターの下に駆け寄って喜びを分かち合っていた中で、サポーターの下からロッカールームに戻るためにピッチに戻ろうとした際に、広告看板を飛び越えた際に一人で転倒し、左半身を下にして落下してしまった。

 不自然な形で転倒したことで、不運なケガを負ったヘンダーソンは、酸素吸入を受けながら担架でピッチから運び出され、そのまま病院に搬送。試合後、イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督は「かなり深刻なケガのようだ」と語っていたことから、状態が心配されていた。

 左腕を骨折したと見られるヘンダーソンは8日にカンザスシティで手術を受けたことを明らかにしているが、W杯の残り全試合を欠場することが見込まれていた。

 しかし、今回の報道によると、可能性は低いものの、残りの試合でヘンダーソンがメンバー入りする可能性は残されており、ギプスを装着してプレーする選択肢も検討される見通しになっている模様で、大会期間中はイングランド代表チームに帯同し続けることが伝えられている。

 なお、イングランド代表MFモーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)はヘンダーソンの影響力について聞かれると、「あれこそが彼という人間、そして彼の人柄を物語っている。大会の残り期間も、彼が僕たちと関わり続けてくれることを願っている」と重要な存在であることを明かしている。

「彼自身は諦めていないし、僕たちもそうだ。自分の身体や能力に対する信念、自信、そして彼という人間そのものや彼が体現する姿勢は、このグループにとって非常に大きなものだ。彼はグループの心臓のような存在なんだ。ここ48時間で何があろうと、今朝彼が笑顔で、幸せそうにしている姿を見られたのは素晴らしいことだった。できるだけ早く彼がピッチに戻れればと思う」