世界屈指のグラデーションブルー、モルディブへ②|W モルディブ編

この記事は【世界屈指のグラデーションブルー、モルディブへ①|JWマリオット・モルディブ・カーフ・アトール・アイランド・リゾート編】の続きです。

【画像】遊び心あふれる空間。進化を続ける大人のリゾート、W モルディブ(写真6点)

続いて訪れたのは「W モルディブ(W Maldives)」。JWマリオット・モルディブ・カーフ・アトール・アイランド・リゾートからいったんマレ空港へスピードボートで戻り、水上飛行機で約 25分のフライトで到着する。リゾートのタグラインは「The OriginalWavemaker」で、従来のラグジュアリーの常識を飛び越え"ひとひねり"を加えた自由なサービスを提供するのがモットーだ。

Whatever/Whenever!!

Wモルディブには、「Whatever/Whenever」つまり「何でも、何時でも」をシグネチャーサービスとして掲げるWホテルズならではの空気が満載だった。到着時のウェルカムスイーツは、なんと『Octane』の表紙をアレンジしたもの。全力でゲストをもてなそう!というホスピタリティに溢れ、スタッフはとにかく色々と構ってくれる。専用のバトラーはいないが、WhatsAppの専用グループから密に情報が送られてくる。日々のアクティビティに加え、雨が降れば「今日は雨の日用のこんなプログラムがあるよ!」とチャットがあり、島内を歩いていればバギーに乗ったスタッフが「どこまで?乗ってく?」と気軽に声をかけてくれる。

同じラグジュアリーリゾートであっても、JWマリオット・モルディブ・カーフ・アトール・アイランド・リゾートのサービスが「私どもにすべてお任せくださいませ」なら、Wモルディブのサービスは「俺たちに全部任せとけ!」。アプローチにこれほどの違いがあるのはとても興味深い。もちろんここまでくだけた口調ではなく、あくまでも印象だ。こちらの様子を見ながらの提案なのでやり過ぎることはないが、気取らず「何でも、何時でも」を提供しようという熱量がひしひしと伝わってくる。

滞在したのは146㎡の「プレミアオーバーウォーターヴィラ」。モルディブの自然にインスパイアされた色彩豊かな水上ヴィラは、海やサンセット、ジンベエザメの模様などをモチーフとしている。単なる落ち着いた隠れ家ではなく、活気と静寂が絶妙に同居する空間だ。

モルディブ屈指と称されるハウスリーフをもつWモルディブでは、海岸からわずか数歩の距離でシュノーケリングやダイビングができ、リゾートに住むウミガメの”ボブ”にもかなりの確率で会うことが可能だ。ヨットに乗ってダイビングスポットへ向かえばジンベエザメとも至近距離で出会える。他にもパラセーリングやジェットスキー、シーボブ(水中スクーター)、ウィンドサーフィン、カイトサーフィンなど多様なスポーツが楽しめる。リーフの先にはリゾートのプライベートアイランド、ガタフシ島があり、手つかずの無人島での半日滞在や「ロビンソン・クルーソー」体験、プロポーズやウェディングも行えるという。アクティブにマリンスポーツに熱中するもよし、心静かに過ごすもよし。ここでは「何でも、何時でも」が叶えられる。

また、Wモルディブではサステナビリティの一環として、サンゴの白化現象の進行を防ぐべくMARS Sustainable Solutions社と協働し、大規模な環礁復活プロジェクトを実行中だ。六角形の構造体「リーフスター」を用い、400平方メートル以上のサンゴ礁の再生に取り組んでいる。

進化を続ける大人のためのラグジュアリー

Wモルディブは食のレベルも非常に高く、各レストランの名称はシンプルでわかりやすい。カジュアルで居心地のよいオールデイダイニング「KITCHEN」は朝・昼・夜いつでも利用でき、朝からスパークリングワインを楽しめるのもリゾートならでは。プールサイドの「WET Deck」では明るく賑やかな雰囲気の中、日中から夜まで軽食とドリンクが提供される。水上のサンセットバー「SIP」を夕暮れ時に訪れるのもおすすめだ。サンセットを眺めながらのアペリティフのあとは水上レストラン「FISH」で、モルディブ周辺の海で獲れた新鮮なシーフードを味わうのもいい。グリル料理が希望なら「FIRE」でバーベキュー料理も。いずれも日本人の口にも合う、素材を活かした料理なのが嬉しい。

2006年に開業したWモルディブは2024年に大規模なリノベーションを終え、新たな遊び心とともに生まれ変わった。「大人の遊び場」をコンセプトに掲げるWホテルズはナイトクラブのような賑やかで眠らない場所というイメージがあるが、Wモルディブはオープンから20年を経て、より大人向けのリラックス空間へと進化している印象だ。開業当時に若くして訪れたゲストも年齢を重ね、今やそれなりに成熟した年代に。固定されたイメージの枠にとらわれることなく、ゲストとともにリゾートも変化し成長を続けているのだろう。

前泊地のJWマリオット・モルディブ・カーフ・アトール・アイランド・リゾートでしっかり「ディスチャージ」したあとは、Wモルディブで存分に「リチャージ」する。これぞ最高にラグジュアリーなバカンス。人生をリフレッシュ&リコネクトするには、放電も充電も必要なのだ。

W Maldives

W モルディブ

Address:Fesdu Island, North Ari Atoll, 09110

Phone:+960 666 2222

Website:https://www.marriott.com/ja/hotels/mlewh-w-maldives/overview/

ヴィラ料金(朝食付き)1泊あたりの開始料金(エントリーカテゴリー)

□スーペリアオーバーウォーターヴィラ:USD 800++

□エスケープビーチヴィラ::USD 850++

□プレミアオーバーウォーターヴィラ:USD 1,000++

往復水上飛行機運賃/送迎料金

□大人1名:USD 730 NET

□子ども(2歳.11歳):USD 365 NET

文:湯淺央子(オクタン日本版編集長)写真:W モルディブ、湯淺央子

Words:Chikako YUASA(Octane Japan) Photography:W Maldives, Chikako YUASA