マイナビは6月18日、「主婦のアルバイト調査(2026年)」の結果を発表した。調査は2026年2月18日~3月2日、アルバイト就業中の20~50代の既婚女性1630名を対象にインターネットで行われた。
「手取り額が減らないように就業調整している」23.3%
アルバイト就業中の主婦に「現在のアルバイトで就業調整をしているか」を聞いたところ、23.3%が「手取り額が減らないように就業調整をしている」と回答した。
一方、「年収の壁などがなくなり手取りが減らなくなった場合」について聞くと、「今の職場で働く時間を増やす」が40.9%となり、「別の職場で働く時間を増やす(10.0%)」と合わせると、全体の50.9%が働く時間を増やしたい意向があることがわかった。いわゆる「年収の壁」による手取りの変動や、配偶者手当など各種制度の影響が、世帯全体の収入を踏まえた就業判断に一定の影響を与えている可能性もある。
職場の希望と家庭内の意見で板挟み?
就業調整をしている主婦アルバイトのうち、22.1%が「今の職場でもっと働いてほしい」と言われた経験があり、主に職場の上司や同僚からの声が多かった。
一方で、16.6%は「稼ぎすぎないでほしい(収入を抑えてほしい)」と言われた経験があり、主に配偶者からの声掛けがみられた。
また、「今の職場でもっと働いてほしいと言われたことはないが、周囲の人はそう思っていそうだと感じる」が11.0%となり、周囲の意識や職場の雰囲気による無言のプレッシャーの存在も示唆された。
就業調整をしている主婦アルバイトが、職場の希望と家庭内の意見の板挟みになっている状況がうかがえる。
「両立が難しい」ことが正社員離れに影響も
出産前は正社員として働いていた主婦アルバイトの83.9%が、「出産が正社員を離れることに影響した」と回答した。
影響した要素をみると「家庭を優先したかった」が44.3%で最も多く、「正社員だと両立が難しいと感じた(33.9%)」、「生活時間に合わせたかった(32.4%)」が続いた。そのほか「子どもの体調不良など急な休みが想定された(26.8%)」、「育児で働き方の調整が必要だった(23.5%)」、「残業・時間外が難しくなった(21.6%)」など、フルタイム勤務との両立の難しさがうかがえる。
家庭を優先したい意識と正社員としての働き方との間にギャップがあり、両立の難しさが、正社員からの離職につながっていることが推察される。




