![UEFAスーパーカップで主審を務めるアルタン氏[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
欧州サッカー連盟(UEFA)は11日、ソマリア人審判員のオマル・アルタン氏を8月12日に行われるUEFAスーパーカップの主審に任命したことを発表した。
2025年にアフリカサッカー連盟(CAF)の男子年間最優秀審判員に選出されたアルタン氏は、FIFAワールドカップ2026でも笛を吹く予定だった。しかし、マイアミ国際空港でアメリカへの入国を拒否されたことが報じられており、国際サッカー連盟(FIFA)は、「マッチオフィシャルのオマル・アルタン氏がアメリカへの入国を拒否されたため、FIFAワールドカップ2026で審判を務めることができなくなった」と声明を出している。
ソマリアは、アメリカのドナルド・トランプ大統領によって渡航禁止措置が取られている国の一つだが、入国管理局は今回の決定の理由を明かしていない。FIFAも「ビザの審査を含むホスト国への入国手続きには関与していない」、「これまでのFIFAのイベントと同様、誰がビザを受け取り、誰が入国を許可されるかは開催国政府が最終的に判断する」と説明している。
そんななか、アルタン氏は約2カ月後に控えるUEFAスーパーカップで主審を務めることが決定。UEFAスーパーカップは、前シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の覇者が戦う大会で、今年はCLを連覇したパリ・サンジェルマン(PSG)とELを制したアストン・ヴィラが対戦する。
UEFAはアルタン氏を任命した経緯について「審判を含む多くの分野における協力を促進するため、UEFAとCAFの間で最近締結された覚書の枠組みの中で行われたもの」と説明。さらに、「UEFAとCAFは、あらゆるレベルでのサッカーの発展と、団結、平等、非差別という中核的な価値観の促進という共通の目標によって結ばれています」と述べている。
また、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は「UEFAは彼の卓越した審判技術に敬意を表し、このような名誉ある推薦を決定しました」と声明。対して、CAFで会長を務めるパトリス・モツェペ会長も「オマル・アルタン氏が、UEFAスーパーカップで審判を務める機会を与えてくれた友人のアレクサンデル・チェフェリン氏に感謝しています。大きな名誉であり、アフリカ、ヨーロッパ、そして世界中の人々を結びつけるサッカーの素晴らしい模範になります」と、UEFAの計らいに賛辞を送っている。
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