![W杯初出場となるメリーノ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
スペイン代表MFミケル・メリーノ(アーセナル/イングランド)は負傷を乗り越え、自身初のワールドカップに臨む。
FIFAワールドカップ2026で優勝候補の一角と目されているスペイン代表。2023年にルイス・デ・ラ・フエンテ監督が就任すると、UEFAネーションズリーグ(UNL)とEURO2024を制覇し、ワールドカップ欧州予選でも5勝1分と安定した戦いを披露。シャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタらを擁し、美しいパスサッカーで頂点に立った南アフリカ大会以来16年ぶりの優勝へ、期待は高まるばかりだ。
16年前と同じく、スペイン代表の中盤には実力者が揃っている。2020年に代表デビューを飾りながら、なかなか主力に定着できなかったメリーノはデ・ラ・フエンテ体制で存在感を増し、欧州予選では6ゴールと躍動。2025-26シーズン後半戦は疲労骨折によって長期離脱を余儀なくされたが、本大会メンバー26名に滑り込み、自身初のワールドカップへ臨むこととなった。
大会期間中に30際の誕生日を迎えるメリーノは国際サッカー連盟(FIFA)を通じて、ワールドカップという舞台について「まず思い浮かぶのは、夢を抱き、目を輝かせ、テレビをつけて往年のレジェンドのプレーを見ている子どもたちの姿だ。僕は幸運にもEUROとプレミアリーグで優勝し、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場した。でも、昔から言っているようにもっと大きな夢がある。ワールドカップで祖国のためにプレーすることほど大きな目標はない」と言及。その上で、初の大舞台に臨む意気込みを次のように示している。
「きっと不思議な気持ちになるだろう。特別な舞台に立つ緊張感と、胸が締め付けられるような思いがある。誰もが子どもの頃に夢見る舞台だからね。一方で、僕は30歳で初めてワールドカップに出場するが、多くの選手が19歳や20歳でワールドカップデビューを果たすこととは違うものだ。経験と成熟度を兼ね備え、単なるサッカーの試合と捉えることもできるだろう。この機会を楽しみたいなら、冷静でリラックスした状態を保つ必要がある。この2つのバランスをどう取るか、これから見ていこう」
続けて負傷からの回復については「回復に5、6カ月かかるかもしれないと言われた時は本当にショックだった。不安もあったが、努力が報われるかどうか分からないまま必死にトレーニングを続けた。今ようやくトンネルの先に光が見えてきたよ」とコメント。「経験から多くを学び、今ではピッチに立つたび、そこにいられることに感謝しているよ」と強調した。
困難な時期を乗り越えて夢の舞台に立つメリーノだが、やはり目指しているのは4大会ぶりの優勝だ。「今では真の優勝候補と認識されていると思う。その自信とエネルギーを糧にしつつ、決して慢心がないようにしなければならない」と前置きしつつ、「自分たちの力を信じるべきだ。最高のサッカーができれば、どんなチームにも勝てる。若さ、エネルギー、トロフィー獲得への強い意欲が融合している。準備は万端だ」とチームへの揺るぎない自信を口にしている。
スペイン代表は本大会でHに入り、カーボベルデ代表、サウジアラビア代表、ウルグアイ代表と対戦する。
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