ウェストハムのオーナーを務めたサリバン氏[写真]=Getty Images

 ウェストハムは6日、共同オーナーを務めるデイビット・サリバン氏が即時辞任したことを発表した。

 クラブは声明を発表し、「過去に関する深刻な疑惑が近く公表されることを把握したため」と、辞任の理由を説明している。

「ウェストハム・ユナイテッドは、共同会長であるデイビッド・サリバン氏が即日付でその職を辞任したことを発表いたします」

「サリバン氏は、過去に関する深刻な疑惑が近く公表されることを把握したため、WHホールディング・リミテッドおよびウェストハム・ユナイテッド・フットボール・クラブの両社における取締役も辞任いたしました。なお、これらの疑惑はいずれもウェストハム・ユナイテッドまたはそのいかなる運営にも関連するものではないと理解しております」

「サリバン氏は自身の法的代理人を通じていかなる違法行為も否定しており、自身がこの問題に私的に対処する間、クラブへの混乱を避けるために辞任の決断を下しました」

「現在の取締役会への報告の下、暫定最高経営責任者(CEO)であるカリム・ヴィラニ氏が、引き続きクラブの日々の運営を率いる責任を担います」

 サリバン氏はポルノ業界で財を成したウェールズの実業家。1993年から2009年までは、ビジネスパートナーであったデイビッド・ゴールド氏と共にバーミンガムの共同オーナーを務めると、2010年1月には2人でウェストハムの株式50%を取得し共同会長に就任した。

 両者の下で、ウェストハムは2016年にロンドン・スタジアムに移転。2022ー23シーズンにはカンファレンスリーグ優勝を経験した。2023年1月には共に歩んできたゴールド氏が他界。以降は単独株主となっていたが、2025ー26シーズンはプレミアリーグで18位となり降格が決定。14年間続いたプレミアリーグの戦いを終えたばかりだった。

 なお、今後の体制についてクラブは「追って最新情報を提供いたしますが、現時点ではこれ以上のコメントは控えさせていただきます」とし、決定事項があるまではコメントしないとしている。