第一三共ヘルスケアは、夏を思わせる気温の高い日が増える5月に合わせ、室内に潜む「イエナカ紫外線」のリスクと対策についての情報を公開した。外出を控えていれば安全と思われがちな室内において、しわやたるみの原因となる紫外線が窓ガラスを透過して侵入してくる実態を明かし、未来の肌へのダメージを防ぐための早めかつこまめなUVケアを呼びかけている。

実は5月がピーク? 紫外線UV-Aの脅威

  • 年間の紫外線量の変化

    年間の紫外線量の変化

一年の中で、真夏のピークに向けて紫外線が増加し始めるのが5月だという。

  • UV-AとUV-B

    UV-AとUV-B

肌に影響を及ぼす紫外線には、主に皮膚表面に炎症を起こし皮膚がんの原因になりうる「UV-B」と、肌深部まで届いてしわやたるみの原因となる「UV-A」があるが、5月はとくにUV-Aが増加し、本格的な夏に向けて注意が必要な時期とされている。UV-Aは肌の奥の「真皮」まで到達し、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンをじわじわと変性・破壊して光老化を引き起こすとのこと。そのため、本格的な夏を待たずして、早めに対策を始めることが大切だということだ。

窓際1メートルは「屋外」と同じ。家の中に潜むリスクとは?

外出を控えていれば安心と思われがちだが、紫外線研究の第一人者である竹下准教授によると、UV-Aは一般的な窓ガラスを容易に透過し、室内にまで深く侵入する。このUV-Aこそが「イエナカ紫外線」の正体であるとのことだ。

特に日当たりの良いリビングなどの「窓際から1メートル以内」は、屋外の約80%もの紫外線が降り注いでおり、屋外に近いレベルのリスクがあることが証明されている。また、環境省の「紫外線環境保健マニュアル」においても、紫外線は直射日光だけでなく、空気中で散乱した光や地面で反射した光としても届くと指摘している。

竹下准教授は、こうした特性により、太陽の高度や窓の向きによって量や侵入時間に違いこそあれ、リビングやキッチンなど、屋内のあらゆる場所にUV-Aは侵入してくると述べている。イエナカ紫外線は、見過ごせない存在であるという。

毎朝のルーティンに、UV対策を

UV-Aは肌の奥(真皮層)まで届き、光老化やメラニン生成(しみ)にも影響を与える可能性がある。その影響は目に見えなくても、窓から入り込む紫外線や曇りの日の紫外線として、室内にいても日々じわじわと蓄積されているとのことだ。

そこでおすすめしたいのが、洗顔・保湿直後の「朝のルーティン」としてUVケアを組み込むことである。保湿で整った肌に日焼け止めを塗ることで、ムラなく隙のないバリアを作ることができ、無防備な時間を最小限に抑えられるという。天候や外出予定に関わらず、毎朝の習慣にすることが推奨されている。

紫外線ダメージは日々蓄積されるものである。家の中で過ごす、いわゆるノーメイクで過ごす時間が、知らぬ間に室内紫外線を肌の奥まで通し、未来の肌へのダメージを蓄積させる要因となるとのことだ。家の中でも油断せずに遮光やUVケアをして、未来の自分の肌を守ることが大切であるとされている。

出典:第一三共ヘルスケア