
2026年5月1日。鎌倉の小町通沿いに、思わず足を止めてしまうユニークなスイーツが誕生しました。その名も「KANJI ICE」。文字通り、漢字の形をしたアイスの専門店です。手がけたのは、元日本テレビ(以下、日テレ)アナウンサーの篠原光(しのはら こう)さん。ご自身初の社長業として、リアルな場で人と向き合うビジネスに挑戦しています。
今回は、オープン2日目の賑わう店頭を取材。その後、開業から5日ほどが経ち、店頭で接客にも立っていた篠原さんに、現場で感じたリアルな反応や心境をインタビューしました。
一部は完売!予想以上の売れ行き
オープン2日目となる2026年5月2日。鎌倉駅から小町通りの入口となる赤い鳥居をくぐり、鶴岡八幡宮へ続く賑わう道を3~4分歩くと右手に見えてくる、「鎌倉」とかたどられた大きなアイス風の看板。「KANJI ICE」店舗では、篠原さん自らが接客されていました。
漢字の形をきれいに保つため、アイスは型ごと販売され、その場で手渡されるシンプルなスタイル。店頭には、篠原さんの丁寧な説明を聞こうとする人が絶えません。取材日には、篠原さん自らが、その場で食べる来店客のために型からアイスを外す手伝いをする姿も見られました。
店頭に飾られた漢字アイスの模型
この日販売されていたのは、「鎌倉」「忍者」「日本」のフォルムが目を引く漢字アイス。ストロベリー、ミルク、チョコレートのそれぞれ3フレーバーが1本800円(税込)で展開されていました。
実は予想以上の売れ行きで、後日お話を伺った際には、「鎌倉」のストロベリー味、ミルク味は完売。
画像出典:KANJI ICE
店内には漢字アイスと撮影された鎌倉の風景写真が展示されています。
取材時はまだ販売されていた「鎌倉」のストロベリーとミルクを試食させてもらいました。両者の食感の違いに驚き、思わずチョコレートも自費で追加してしまったほどです。そして、食べるのが遅い子どもでも、外で食べても溶けにくい点もうれしいポイント。お店には奥に3席用意されていて、座って食べることもできます。
*漢字のフォントや形は試行錯誤の最中で、デザインはアップデートされていく可能性があります。
特にミルク味は、もっちりとした食感がクセになる一品。日本人に人気の“もっちり系スイーツ”の流れを汲むこの食感は、新食感アイスとしても注目を集める存在になる予感。
ストロベリーとチョコレートはシャリっとした軽やかな口あたりが心地よく、酸味や苦みも抑えられています。いずれも甘さはほどよく、重たさを感じさせないバランスの取れた味わいです。
味わいをより分かりやすく伝えるため、篠原さん自身がフレーバーごとにキャッチフレーズを考案。「シャリ濃い」チョコ、「サクシャリ」いちご、「もっちり」ミルクと、それぞれの個性を表現したポップが店頭を彩っています。
画像出典:KANJI ICE
後日話を聞くと、篠原さんが代表を務める株式会社KANJI JAPANの社外取締役でもあるアイス研究家・荒井健治さん(シズリーナ荒井さん)が全フレーバーを試食し、その味に太鼓判を押したということ。
画像出典:KANJI ICE
「景色とともに撮影するアイス」として映えるビジュアルが特徴の漢字アイス。その魅力は見た目だけではありません。
ぜひ店内のカウンター席でミルク味を楽しみつつ、保冷剤や保冷バッグを持参して、鎌倉の景色とともに撮影してから味わってみてほしいです。
オープン後の心境について
オープン前、篠原さんには「かわいいと思ってもらえるか」「写真に撮ってもらえるか」「味に満足してもらえるか」という不安がありました。オープンから5日ほど経過した時点でお話を伺うと、その不安は次第に確信へと変わっていったと語ります。
通りすがりの人が「かわいい」と足を止め、実際に食べた人が「おいしい」と笑顔になる——。そんな反応の一つひとつが、大きな手応えになっていったそうです。
取材当日は慌ただしかったため、後日あらためてアイスとの写真をお願いし、送っていただきました。(画像出典:KANJI ICE)
特に印象的だったのは、ゴールデンウィークということもあり、遠方から訪れる人が多かったこと。中には青森から足を運んだ人もいたそうです。
「アイスを買う」というより、「会いに来た」「応援したい」という思いを持った人たち。アナウンサー時代やYouTube活動など、これまでのあらゆる接点がつながり、来店という形で現れ、「自分はこんなに人に支えられていたんだと実感した」と語ります。
漢字アイスはどうやって生まれたのか?
この「漢字アイス」の発想、篠原さんにお訊ねすると“アイス”から始まったとお話ししてくれました。日テレ退社後に、ある番組で出会った“溶けにくいアイス”を開発するFULLLIFE株式会社(以下、フルライフ社)の存在に心を動かされ、「自分もアイスをやってみたい」と思ったことがきっかけに。
その後、株式会社KANJI JAPANの共同代表と訪れた旅先の熱海駅で見た大きな「熱海」の文字にインスピレーションを受け、「旅の思い出として、漢字をアイスにしてみては」と着想が広がりました。
着想を受けた後、その勢いのままにフルライフ社に「KANJI ICE」の試作を打診したところ、同社もその可能性に共感し、全面的な協力を得られることになったということ。
完成したアイスは見た目だけでなく、機能性にもこだわりがあるのです。フルライフ社が開発した、イチゴ由来のポリフェノールを活用し、水と油の分離を抑えることで、溶けにくさを実現する技術を取り入れ、写真を撮る時間も楽しめるよう設計されています。「食べ歩きしながら写真も楽しんでほしい」という思いが込められているのです。
さらにこのアイスは、“体験型スイーツ”としての側面も持っています。単に食べるだけでなく、「何この形?」という第一声から、自然とコミュニケーションが広がっていくのも魅力です。その様子は、番組制作に携わってきた篠原さんにとっても大きな喜びであり、「アイスを通じてエンタメの時間を届けられている」と語ります。
風景が好きで、奥様との思い出の場所でもある鎌倉。その風景にこのアイスが映えると考え、縁もあり、鎌倉での出店を決められました。また、外国人観光客に「漢字」や「鎌倉」という言葉自体を知ってもらうきっかけにもなると期待しているそう。
コラボも積極的に進めていて、企業やイベント向けに「オリジナル漢字アイス」の展開も始めています。そして最終的な目標は、「漢字アイス」という概念そのものを世の中に浸透させること。
「漢字アイスで流行語大賞を狙うくらい広めたい」さらに「少し気は早いが、できるなら海外展開などもチャレンジしたい」と意欲を語っています。
「漢字アイス」が流行語になるくらいに!
現在はまだ手探りでの運営が続きますが、来店客の声をもとに日々改良を重ねています。現場発信で進化を続けている点も特徴のひとつ。店頭で直接お客さんの声に耳を傾ける中で、「来店客に育ててもらっている」とお話ししてくれました。
フォントや形も常に試行錯誤しており、今後も進化し続けていくとのこと。
AIやデジタルが進化する時代だからこそ、「実際に足を運び、体験する価値」を届けたい——。鎌倉から始まった篠原さんの挑戦は、やがて全国へ、そして新しい文化として広がっていく可能性を秘めています。
今後もできる限り店頭に立ち続けたいと話す篠原さん。来店予定は篠原さんのXなどで告知されるほか、ふらりと店頭に立つこともあるそう。
次に鎌倉を訪れるとき、みなさんが手にしているのは「漢字」かもしれません。
鎌倉の風景とともに、“漢字を食べる”という新しい体験を、ぜひ味わってみてください。
お忙しいオープン直後にもかかわらず、丁寧に取材へご協力いただいた篠原さん、取材へのご協力ありがとうございました。
※2026年5月開店時での内容となります。
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| 最寄り駅 | JR横須賀線, 鎌倉駅, 鎌倉駅, 江ノ島電鉄線 |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-6-4 |
| 駅徒歩 | JR・江ノ電 鎌倉駅から徒歩3分 |
| 営業日 | 火曜日、 水曜日、 木曜日、 金曜日、 土曜日、 日曜日 |
| 営業時間 | 11:00〜17:30 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 定休日詳細 | 祝日を除く月曜日と、雨天時は休み。 |
| 受付開始 | 登録なし |
| 受付終了 | 登録なし |
| 予算(下限) | 1000 |
| 予算(上限) | 1000 |
| 支払い方法 | 現金、 クレジットカード、 電子マネー、 QRコード決済 |
| 支払い方法詳細 | 現金 対応クレジットカード:Mastercard、Visa、JCB、American Express、Diners、Discover、対応電子マネー:Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、iD、QUICPay+ (クイックペイ)、WAON、nanaco、楽天Edy 対応QRコード決済:PayPay、d払い、楽天ペイ、Alipay+、WeChat Pay、Smart Code、au PAY、atone |
| 手数料 | 無し |
| 席数 | 3席 |
| 席の種類 | カウンター席 |
| 貸切 | 貸切不可 |
| 駐車場 | 無し |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ | 可能 |
| 公式サイト | https://www.instagram.com/kanji_ice_japan/ |
| 開業年月日 | 2026-05-01 |

















