
フェラーリ・プロサングエのエクスクルーシブな新仕様「ハンドリング・スペチアーレ」が発表された。新仕様として大幅に変更されたのは、動的応答性の鍵を握るいくつかの要素だ。そのひとつがアクティブ・サスペンションのキャリブレーションで、ボディの動きが10%低減し、よりコンパクトな印象が強まるよう設計された。その結果、ドライバーの操作に対する応答がよりダイレクトになり、連続コーナーや素早い方向転換の際に、思い通りに操れる感覚が強化されている。
【画像】フェラーリ・プロサングエのハンドリング・スペチアーレ仕様のエクスクルーシブなディテール(写真28点)
変速戦略も改善され、マネッティーノの「Race」および「ESC Off」モードを中心に、反応時間が短縮され、より力強い変速が実現した。加速しながら変速する場合にこの効果が特に顕著に表れ、鋭く前に押し出される感覚がシステムによって優先されるという。マニュアル・モードでは、中・高回転域(5,500 rpm超)でいっそうスポーティーな変速となる。同様に、キャビン内のエンジン・サウンドも専用の設定によって最適化され、始動時と加速中のサウンドを際立たせることで、自然吸気V12ならではの特徴がさらに強調された。
プロサングエのハンドリング・スペチアーレ仕様は、ひと目でそれと分かる外観上の特別なスタイリング要素がいくつも導入された。専用デザインとダイヤモンドカット仕上げのホイール、カーボン・ファイバー製フェンダー・シールド、マットブラックのテールパイプ、ブラックのリア跳ね馬エンブレム、サテン仕上げのフェラーリ・ロゴ、仕様を明記した専用のインテリア記念プレートなどがある。
スポーティーなドライビング・エクスペリエンスを実現するため、機械的・電子的なレスポンスがシャープになっているが、4座の居住性や高めの位置にありながらスポーティーなドライビングポジション、キャビンの全体的な使いやすさといったプロサングエ本来の特徴は犠牲にしていない。日常的に使用できる特性は維持しつつ、スポーツ性能にさらに重点を置いたセットアップを求める人にとって、プロサングエのハンドリング・スペチアーレ仕様の登場は朗報といえるだろう。