![引退表明後にタイトル獲得の東京NB・岩清水梓[写真]=WE LEAGUE](index_images/index.jpg)
「サッカーの神様って居るんですよね」と笑顔で語ったのは、日テレ・東京ヴェルディベレーザのDF岩清水梓。2025-26 WEリーグ クラシエカップ 決勝のRB大宮アルディージャWOMEN戦を終えて語った。
29日、クラシエカップ決勝が行われ、大宮と東京NBが対戦。試合は違いに譲らない展開となると、1ー1で90分を終えて延長線に突入。延長戦でも違いに点を取り合う形となり、120分間を終えて2ー2。PK戦で勝利した東京NBが初優勝を果たした。
岩清水は27日に今シーズン限りでの現役引退を表明。引退決定後の初試合はベンチスタートおなった中、2ー2に追いつかれた114分から途中出場。ゴール前に上がるなど、勝利に向かって積極的な姿勢を見せていた。
PK戦では2人目に指名されると、大宮の2人目が失敗した中でシュートはクロスバーに直撃。それでも、跳ね返りがGK福田史織に当たってゴールに吸い込まれ、成功となった。
冒頭のコメントはPKを振り返ってのもの。「もう自分でも笑っちゃった。サッカーの神様って居るんですよね。澤(穂希)さんもよく言ってたから。サッカーの神様は見てる。見てる、見てる、見てる、見てると言ってた。実感しました」と、なでしこジャパンなどで共に戦った澤穂希さんが言っていたことが身に染みたという。
東京NBの楠瀬直木監督は、2人目のキッカーに岩清水を指名した理由について「岩清水はここで外さないだろうと思っていた」とコメント。ただ、あわやという結果になった。岩清水は「練習も結構(決める)確率良かったんですよ。確率良くて、自信あったんですけど、あれはマジで吐きそうだった(笑)」と、振り返りかなり緊張したとのこと。「引退表明させてもらってのタイトルっていうところで、マジで『ほんと一生のお願い』ってずっと思ってた」と神頼みもしたという。
狙いは上だったため、その通り蹴れたが無常にもバーに嫌われる結果に。「当たった瞬間、音聞いた瞬間、終わった。やばいと思った」と、失敗してしまったと思ったとのこと。ただ、ボールはGKに当たって入ることに。「終わったと思ったから、本当に申し訳ない、入れてもらって。助かった」と、ラッキーなゴールだったと振り返った。バーに当たった瞬間はスローモーションのようだったという。「あの瞬間、えって思って。まさかだったから。あんま見てなかった。その後は、あー良かったって」と、成功して安堵したと振り返った。
この結果、岩清水はWEリーグ、WEリーグカップ、皇后杯と国内で全てタイトルを獲得した。最後のピースが引退を前に埋まったことになるが、「本当に欲しかったタイトルというか、そうやってその自分も辞めますっていうことを表明させてもらって、色々な人に足も運んでもらいたかったんですよ。だからそのタイミングで言ったのもありますし。今日多くの人が来てくれて…カッコつけたかった」と、期待に応え、まだ手にしていなかったタイトルを獲得できて良かったとした。
【動画】サッカーの神様が決めさせた!? 白熱PK戦