![腕章巻くエンソ・フェルナンデスが決勝弾 [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
FAカップ準決勝が26日に行われ、チェルシーとリーズが対戦した。
“世界最古のカップ戦”であるFAカップも、いよいよ準決勝に突入。準決勝のもう一方のカードは既に行われており、プレミアリーグで優勝争いを繰り広げるマンチェスター・シティが、チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)で昇格争いに身を置くサウサンプトンを2-1で破り、4年連続でファイナルへ駒を進めた。残す1つの切符を懸けて、チェルシーとリーズが相まみえる。
チェルシーはプレミアリーグではここまで13勝9分12敗の勝ち点「48」で8位につけており、来季の欧州カップ戦出場権を争っている。だが、直近の公式戦8試合で7敗、プレミアリーグでは1912年11月以来となる5試合無得点で5連敗を喫するなど、決して調子が良い状態とは言えない。今月22日には、在任期間わずか107日の状況で、今季途中に就任したリアム・ロシニアー前監督の解任が発表された。同試合は、カラム・マクファーレン暫定監督が指揮を執る。
対するリーズは、ここまでプレミアリーグで9勝13分12敗の勝ち点「40」で15位につけ、残留争いに身を置いている。現在、降格圏に位置するトッテナム・ホットスパーとは勝ち点差が「6」。終盤、負けられない戦いが続くなか、FAカップでは、54年ぶりに頂点を狙える位置に身を置いている。
リーズに所属する田中碧は、FAカップ準決勝にもスタメン出場。最初のチャンスを作ったのはリーズだった。自陣からボール持ち出したジェイデン・ボーグルが斜めのパスを差し込むと、ドミニク・カルヴァート・ルーウィンがダイレクトでフリックし、抜け出したブレンデン・アーロンソンがGKと1対1のチャンスを迎える。だが、シュートはGKロベルト・サンチェスに阻まれ、先制点とはならない。
対するチェルシーは23分、敵陣でルーズボールを収めたジョアン・ペドロがパスを繋ぐと、右サイドを駆け上がったペドロ・ネトがクロスボールを送る。最後はペナルティエリア内に走り込んだエンソ・フェルナンデスがヘディングシュートを突き刺し、チェルシーが先手を取った。
チェルシーの1点リードで折り返すと、後半は猛攻を見せたリーズがゴールに迫る場面を増やしていく。立ち上がりの46分、ハーフタイム明けからピッチに立ったばかりのアントン・シュタッハが強烈なミドルシュートを放ったが、GKサンチェスの牙城を崩せない。65分にはゴール前に顔を出した田中がボレーシュートを狙うが、またもGKサンチェスが立ちはだかった。
最終的にはE・フェルナンデスのこのゴールが勝敗を分け、試合は1-0でタイムアップ。この結果、チェルシーが暫定体制で迎えた初の公式戦を白星で飾り、4シーズンぶりにFAカップ決勝へ進出。8シーズンぶりのFAカップ優勝へ王手をかけた。なお、田中は74分に交代している。
チェルシーとマンチェスター・シティが対戦する今季のFAカップ決勝は、5月16日に『ウェンブリー・スタジアム』にて行われる。
【スコア】
チェルシー 1-0 リーズ
【得点者】
1-0 23分 エンソ・フェルナンデス(チェルシー)