新人時代に上司や先輩からかけられた言葉は、驚くほど長く心に残るもの。励ましの言葉が支えになることもあれば、何気ないひと言が深い傷として刻まれることも……。
そこで今回は、社会人のみなさんに実施したアンケートから、「新人時代に泣いた、今でも忘れられない言葉」を紹介します。
■ひ、ひどい……社会の“キビしい洗礼”系
学生から社会人になったばかりの頃は、右も左もわからないまま新しい環境に放り込まれ、不安MAXな時期。そんな中で浴びせられた言葉は、強烈に記憶へ刻まれてしまいます。
- 「配属初日にどうしたらいいかもわからない中で、『なんで電話に出ないの!』と言われたことが忘れられない」(男性/46歳)
- 「『プロなんだから“できない”は許されない』新人時代の研修で言われ、プレッシャーを感じた」(男性/42歳)
- 「失敗を繰り返したとき、『お前は無能だからやめろ』と言われた」(男性/45歳)
- 「若いから大丈夫で全て済まされた」(女性/41歳)
- 「『教えないから』新しい担当部署になった時に、一つ上の意地悪な先輩に言われた」(女性/30歳)
つい1カ月前まで学生だったのに、急に“即戦力扱い”。「教えない」「無能」などのワードは、さすがにメンタルに刺さりますよね。慣れない環境で必死に踏ん張っている時期だからこそ、こうした言動はダメージ大です。
■凹む……新人のやる気を削ぐ“冷たい”系
「よし、頑張るぞ!」と気合い十分で入社したのに、そのやる気を秒速で削られる“冷たいひと言”も多数寄せられました。
- 「わからなくて聞いてるのに、『ほんまに分からんのか』となんども言われた」(男性/38歳)
- 「『こんなに下手な人は初めてです』と人前で言われ、いくら何でも耐える価値はない職場だと思い、辞めた」(男性/35歳)
- 「『辞めれば?』…間違えるたびにこの言葉を言われ続けた」(男性/44歳)
- 「いなくても問題ない、と報告された」(男性/36歳)
特に多かったのが、「『分からなかったら聞いて』と言われたから聞いたのに……」というケース。素直に質問するも、「はあ?」「自分で考えろ」「それ、前も言ったよね」「やる気あるの?」などと冷たくあしらわれては、やる気も失せるというもの。ため息をつかれるだけでも地味に凹む……という声もちらほら。新人のやる気ゲージは下がる一方です。
■なに時代ですか? 時代差・価値観のズレ系
新人としては一生懸命やっているつもりでも、時代にそぐわない言葉を浴びせられると、戸惑いやショックが一気に押し寄せてくるもの。“昔の常識”を押しつけられると心がザワつくようで……
- 「身内に不幸があったのに会社に出ろと言われた」(男性/47歳)
- 「『教師は子どもを産まなきゃ、本当の子どもの気持ちはわからないよ』と言われたのがショックでしたね」(女性/43歳)
- 「みんな残っているのに定時で帰るの? 仕事少ないもんね、と言われて本気で退職を考えた」(男性/38歳)
- 「有休を取ろうとして、『ほかの人は取ってないでしょ、何の用で休むの?』って言われた」(女性/47歳)
ほかにも「残業や飲み会の強要」「一発芸の無茶ぶり」「花見の場所取り」など、“昭和の名残り”のようなエピソードが続々。価値観のズレは、新人にとって大きなストレス源になっているようです。
「あの言葉」があったから今がある……感動系
もちろん、つらい言葉ばかりではありません。新人時代の“あのひと言”が、今の自分を支えている――そんな前向きなエピソードも寄せられました。
- 「自分のペースで仕事をすればよいと言ってくれたこと。自分も新人に同じようなことを言うようにしている」(男性/38歳)
- 「ミスしてもいいから思いっきりやれ」(男性/48歳)
- 「『俺に質問を持ってくるな。確認を持って来い!』当時は大変だったが要するにまず自分で考えてからその考えの答えあわせにこいということ。後に自分が新人を教える立場になった時に逆に使わせてもらった」(男性/42歳)
- 「ヘルプデスク対応をしているときに、メールの返信方法を逐一見てもらった。面倒だと思っていたが、今思えば考えることの重要性を学んだ」(男性/42歳)
当時は厳しく感じた言葉も、“あれが成長のタネだったんだな”と気づくこともあります。こうして受け取った言葉を、今度は後輩へ返していく――そんな“言葉のバトン”が生まれているようです。
■まとめ
新人時代は、不安と緊張とプレッシャーのフルコンボ。理不尽な言葉に心が折れそうになった人もいれば、価値観のズレにモヤモヤしたり、やる気を削がれたり……と大変な時期です。でもその一方で、たったひと言が、今の自分を支える大切な言葉になることも。
言葉ひとつで、人のやる気も未来も変わる——そう実感させられる結果となりました。あなたが誰かに言葉をかける立場になったとき、どんなひと言を選びますか?

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調査時期: 2026年2月5日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 503人
調査方法:インターネットログイン式アンケート




