ウェルネスダイニングは、「五月病に関する調査」を実施。調査期間は2月~3月、全国の20~60代の男女を対象に行われた。その結果、約4割の人が4月末~5月上旬に心身の不調を感じ、その不調の症状や原因が明らかとなった。
「だるさ」「やる気が出ない」が上位に
具体的な症状を聞いたところ、最も多かったのは「朝起きるのがつらい、体がだるい、疲れやすい」が57.7%、次いで、「気分が落ち込む、イライラする、やる気が出ない」が55.9%と、身体的な不調だけでなく、精神面の落ち込みを感じている人も多いことが分かった。
原因は「生活リズムの変化」によるストレス
不調の原因として多く挙がったのは、「生活リズムの変化によるストレス」が50.5%と半数を超える結果に。 4月からの新生活や連休前後のスケジュール変化が、心身に負担をかけていると考えられる。 このほか、学業や仕事内容・業務量の変化によるストレスが44.1%、人間関係の変化が41.4%なども上位に入り、環境の変化が重なる時期特有のストレス構造が浮き彫りになった。
対策は「睡眠」だけでなく「食事」も鍵
不調を感じた際に実践した対策としては、「十分な睡眠時間を確保する」が52.3%と最多に。次いで、「趣味やリラックスできる時間を持つ」が46%、「バランスの取れた食事を心がける」が34.2%と続いた。
管理栄養士がすすめる「血糖値」を意識した食事
こうした結果を受け、ウェルネスダイニングの管理栄養士は、五月病対策として「血糖値の急変動を防ぐ食事」の重要性を指摘する。
疲労感やだるさの一因には、血糖値の急上昇・急降下があるため、炭水化物に偏らず、たんぱく質や食物繊維を組み合わせ、よく噛んで食べることが大切だという。
特におすすめなのが、低GI食品を主食の一部に取り入れること。玄米、そば、全粒粉入りパンなどは、血糖値の上昇が緩やかで、エネルギーを安定して供給しやすいという。ただし、「低GI=低カロリー」ではないため、量には注意が必要とのこと。「白米をすべて置き換えるのではなく、無理のない範囲で取り入れること」がポイントだ。
調査全体から浮かび上がったのは、五月病は特別なものではなく、多くの人が経験しうるということ。睡眠、食事、リラックスの時間を意識的に整えることで、不調を軽減できる可能性は高い。
ゴールデンウィークを前に、日々の生活習慣を改めて見直してみてはいかがだろうか。



