2024年に、惜しまれつつ亡くなったマンガ家・鳥山明氏。同氏の代表作の一つであるマンガ作品『ドラゴンボール』はアニメ化もされ、世界中に多くのファンを持つ人気作です。
世界中に散らばった7つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝「ドラゴンボール」を巡り、主人公・孫悟空と仲間たちが、敵対する勢力とバトルを繰り広げる冒険物語。過去には海外資本による映画も公開されていますがその出来栄えには否定的な意見が多く、日本人キャストによる実写化作品を望むファンも多いのではないでしょうか。
そこで今回はマイナビニュース会員328人に、同作の主要キャラクターである亀仙人について、「もしも実写化するなら誰に演じてほしいか」を聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。
『ドラゴンボール』をもしも実写化するなら、亀仙人は誰に演じてほしい?
亀仙人(かめせんにん)は、『ドラゴンボール』に登場する主要キャラクターの一人で、武天老師(むてんろうし)と称される武術の達人。孫悟空の育ての親である孫悟飯や牛魔王、孫悟空、クリリン、ヤムチャらの師にあたる人物です。名前の由来となった、背負った大きな亀の甲羅がトレードマークです。
外見は禿頭にサングラスをかけた老人ですが、かつて世界最強と謳われた伝説の武術家です。「かめはめ波」の創始者でもあり、南の島で隠居生活を送りつつ、孫悟空やクリリンに厳しくも愛に満ちた修行を施しました。
飄々としたスケベ老人というコミカルな一面を持ちながら、いまなお頼れる師匠である亀仙人。そんな彼を、実写化作品では誰に演じてほしいかを聞いたところ、結果は以下の通りとなりました。(自由回答から集計)
- 1位:竹中直人(34票)
- 2位:小峠英二(15票)
- 3位:タモリ(13票)
- 4位:片岡鶴太郎(10票)
- 5位:サンプラザ中野くん(7票)
- 5位:佐藤二朗(7票)
- 5位:笑福亭鶴瓶(7票)
- 5位:笹野高史(7票)
続いては上位にランクインした俳優の概要と、アンケート回答者のコメントを一部紹介します
1位:『竹中直人』
もしも『ドラゴンボール』を実写化するなら、亀仙人は誰に演じてほしいかを聞いたところ、ランキングの第1位には2位に倍以上の大差をつけて、竹中直人(たけなか・なおと)が輝きました。
竹中直人は、1956年3月20日生まれ。俳優、映画監督、声優、タレント、コメディアン、ミュージシャンと多彩な顔を持つ才人です。多摩美術大学在学中の1977年、テレビ『ぎんざNOW!』の「素人コメディアン道場」で第19代チャンピオンに輝いたことで注目を集めます。以降、数々のオーディション番組で今も続く十八番ネタ“笑いながら怒る人”や、松田優作や遠藤周作のモノマネなどを披露し、その評価を高めました。
俳優としてもNHK大河ドラマ『秀吉』(1996年)での主演をはじめ、映画『シコふんじゃった。』(1992年)や『Shall we ダンス?』(1996年)、ドラマ『のだめカンタービレ』(2006年)など話題作に出演。日本アカデミー賞では最優秀助演男優賞を史上最多の3度受賞するなど、唯一無二の存在感を放っています。
ユーザーからは、「亀仙人の変態さを上手く演じてくれそう」「ビジュアルが似通っている」などの声が届いています。
ユーザーコメント
「エロさと強さ両方表現できそう」(男性・46歳)
「面白さと真面目さを兼ね備えていて、とてもお似合いだと感じたからです」(男性・48歳)
「ひょうひょうとした感じが亀仙人のイメージにぴったり」(男性・45歳)
「独特のテンション、髪型も似合いそうだから」(男性・49歳)
「個性が強く正に適任な感覚があり、悪役の感じの雰囲気がぴったりだと思われました」(女性・35歳)
「サングラスが似合うしスケベが似合う。真面目な時も迫真の演技が出来そう」(男性・39歳)
「ぶっ飛んだ役でもこなせる確かな演技力」(男性・40歳)
「亀仙人は、普段は『スケベなおじいさん』としてコミカルに振る舞いながらも、武術の神様として圧倒的な威厳と強さを見せる、非常に振り幅の大きいキャラクターです。竹中さんは、狂気を感じさせるほどのハイテンションなコメディ演技から、一瞬で空気を変えるシリアスな重厚感までを自在に操れる稀有な俳優です。あの独特の笑い声や、弟子たちを導く際の温かくも厳しい眼差しを、竹中さんなら違和感なく体現してくれるはずです。特殊メイクで禿頭と髭を纏った姿も容易に想像でき、実写版における『生きた伝説』として最高の配役になるでしょう」(女性・26歳)
2位:『小峠英二』
第2位には、小峠英二(ことうげ・えいじ)がランクイン。小峠英二は、1976年6月6日生まれのお笑い芸人。お笑いコンビ・バイきんぐのツッコミ、ネタ作り担当として広く知られています。相方は西村瑞樹(にしむら・みずき)です。
1996年、バイきんぐ結成。長い下積み期間を経て2012年『キングオブコント』で優勝し、ブレイクを果たします。この日のネタで小峠が発した「なんて日だ!」という絶叫フレーズは一世を風靡し、いまも本人の持ちギャグになっています。
老け顔とスキンヘッド、深い観察眼と鋭いツッコミが特徴の小峠。コントでの演技力にも定評があります。コメントでは「ビジュアルが似ている」「見た目そのまま」「雰囲気がそっくり」などがありました。
ユーザーコメント
「姿形が正にぴったりなフォルム」(男性・42歳)
「亀の甲羅を背負ったら、そう見えそう」(女性・35歳)
「コミカルなキャラクターで、スキンヘッドもあり、細マッチョそうなので違和感がなさそう」(男性・48歳)
「ビジュアルだけだとしっくりくる。ただ演技力は未知数である」(男性・38歳)
3位:『タモリ』
ランキングの第3位には、タモリが入りました。タモリは、1945年8月22日生まれ。ビートたけし、明石家(あかしや)さんまと共に、日本の「お笑いBIG3」の一角として抜群の知名度を誇ります。
早稲田大学在学中はモダン・ジャズ研究会の名司会者として知られ、大学中退後はサラリーマンのかたわら、その独特の芸を磨きます。やがて山下洋輔や赤塚不二夫などの著名人との知己を得、タモリの特異な才能に惚れ込んだ周囲の助力により1975年、芸能界デビューを果たします。
お笑いタレントとして一世を風靡したのち、1982年から2014年まで31年以上続いた『森田一義アワー 笑っていいとも!』などで国民的司会者に。ジャズや鉄道、地図、料理など多趣味かつ博学なことでも知られ、独自の脱力感と知性を兼ね備えた唯一無二のスタイルを築いています。
ユーザーからは、「見た目が似ている」「サングラスが似合うから」「演技を見てみたい」のコメントがありました。
ユーザーコメント
「見た目が亀仙人にソックリだから」(男性・43歳)
「独特なキャラでサングラスが似合うから。一番適任だと思います」(男性・49歳)
「キャラクターのイメージによく合っていると思う」(男性・32歳)
「そもそものタモリさんのキャラクターとしてサングラスをかけていて、まさに亀仙人だと思う」(男性・42歳)
4位:『片岡鶴太郎』
第4位は片岡鶴太郎(かたおか・つるたろう)がランクイン。片岡鶴太郎は1954年12月21日生まれの俳優、お笑いタレント、画家、書家、ヨガ実践家。一時期はプロボクサーとしても活動していました。
高校卒業後、声帯模写の芸人として活動開始。1980年代に『オレたちひょうきん族』などのバラエティ番組で、近藤真彦や小森和子のものまねで爆発的人気を博しました。80年代後半からは俳優としても露出が増え、演技派の性格俳優として高い評価を得ていきます。
90年代以降は芸術家としての活動も本格化し、各地で書画の個展を開催。群馬県吾妻郡草津町などに工藝館を設けています。またヨガの実践者でもあり仙人のような痩身でも有名です。
ユーザーからは、「いかにも仙人という感じがする」「細くて強そう」「見た目とキャラクターが近いと思う」などのコメントがありました。
ユーザーコメント
「見た目、日常の行動が仙人そのもの」(女性・48歳)
「ヨガで仙人っぽくなっている」(男性・30歳)
「年齢的にも近く、下ネタもいけそう」(男性・48歳)
5位:『サンプラザ中野くん』
第5位には同票で、4人の俳優・タレントが名を連ねました。まず一人目は、サンプラザ中野(なかの)くんです。サンプラザ中野くんは1960年8月15日生まれのミュージシャン、作詞家、作家です。
早稲田大学在学中に結成したロックバンド「爆風スランプ」のボーカルとして、1984年にメジャーデビュー。 自らの作詞による楽曲「Runner」や「リゾ・ラバリゾ・ラバ -Resort Lovers-」などが爆発的ヒットとなり、パワフルな歌声とサングラス、スキンヘッドのスタイルで一世を風靡しました。
1999年の爆風スランプの活動休止以降は、ソロ活動や新ユニットの結成、ラジオパーソナリティや各種の雑誌連載・小説の執筆など多方面で才能を発揮。株取引やダイエットに関する著作もあります。
コメントでは、「見た目がピッタリなので」「そっくりだと思います」などの声がありました。なお、第2位にランクインしたバイきんぐ・小峠英二とはユニット「坊坊主(ボーボーズ)」を結成し、2015年にアルバム『励ます』をリリースしています。
ユーザーコメント
「ぴったりそのまんまでいけます」(女性・47歳)
「イメージがピッタリで、すぐに思い浮かんだ」(女性・34歳)
5位:『佐藤二朗』
第5位、二人目は佐藤二朗(さとう・じろう)。佐藤二朗は、1969年5月7日生まれ。俳優、脚本家、映画監督、司会者であり、ユニークなキャラクターとマルチな才能の持ち主です。
大学卒業後に会社員となるも役者への夢を忘れられず、紆余曲折を経ながら俳優活動を継続。長年の下積みを経て、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(2011年〜)などの福田雄一監督作品で唯一無二の存在感を発揮しました。
独特の間やアドリブ感溢れるコミカルな演技が持ち味ですが、映画『さがす』(2022年)で見せたシリアスな主人公など、役柄の幅広さでも高く評価されています。また自身の強迫性障害の経験をもとに映画『memo』(2008年)を監督・主演するなど創作活動も多彩です。ユーザーからは「雰囲気が合ってる」「亀仙人のコミカルな感じにピッタリな俳優だと思う」などの声が挙がっています。
ユーザーコメント
「お気楽なところと、武道家としての凄さをうまく演じ分けられそう」(女性・49歳)
「亀仙人のむっつりスケベでギャグ要素満載なコミカルな役を、自然に演じてくれると思う」(男性・32歳)
「キャラが合ってる。強そうな部分も◎」(男性・40歳)
5位:『笑福亭鶴瓶』
第5位、3人目は笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)がランクイン。笑福亭鶴瓶は、1951年12月23日生まれの落語家、タレント、俳優です。落語家として上方落語協会相談役を務めています。
1972年、大学中退後に六代目笑福亭松鶴に入門。1978年開始のラジオ『ぬかるみの世界』で人気が上昇し、1982年から4年間続いた『突然ガバチョ!』の司会でも脚光を浴びます。現在も『鶴瓶の家族に乾杯』(1995年〜)や『A-Studio+』(2009年〜)の司会者として、抜群の親しみやすさと人間力で国民的人気を得ています。
また俳優としても、初主演となった西川美和原作・脚本・監督による2009年の映画『ディア・ドクター』が週刊文春「シネマチャート」邦画歴代(1977-2017年)にてベストテン第18位に輝くなど、確かな存在感を示しています。コメントでは「イメージと合っている」などの声がありました。
ユーザーコメント
「見た目が似ているから良いと思います」(男性・49歳)
「キャラクターが似合うと思うので、是非見てみたい」(男性・44歳)
5位:『笹野高史』
そして第5位、4人目の俳優は笹野高史(ささの・たかし)でした。笹野高史は1948年6月22日生まれ。コメディからシリアスまで幅広い役をこなす、日本屈指のバイプレーヤーとして知られています。
日本大学芸術学部映画学科を中退後、自由劇場を経て、 映画・テレビ・舞台で長年活躍。山田洋次監督作品の常連であり、『男はつらいよシリーズ』では10作超、山田氏が脚本を務める『釣りバカ日誌シリーズ』では20作品以上に出演しています。また2006年の映画『武士の一分』では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しました。
近年は、バラエティ番組で見せるチャーミングな素顔や、特撮番組『手裏剣戦隊ニンニンジャー』での最年長変身なども話題に。独自の存在感と確かな演技力で、いまも数多くの映画やドラマで活躍中です。コメントでは、「陽気なおじいちゃんのイメージだから」「なんとなく面白い感じが亀仙人っぽい」といった意見が寄せられています。
ユーザーコメント
「雰囲気が仙人感ある」(男性・27歳)
「亀仙人のコミカルな部分を上手く演じてくれそう」(男性・41歳)
実写版『ドラゴンボール』、亀仙人役ランキングのまとめ
アンケートの結果、『ドラゴンボール』をもしも実写化するなら、亀仙人役を演じてほしい俳優の1位には、圧倒的な票数で竹中直人が輝きました。
主人公・孫悟空やクリリンの師匠であり、弟子たちに武道の基礎と精神を説く重要な役割を担う亀仙人。サングラスにスキンヘッド、すけべでユーモラスな老人でありつつも、実は武の大実力者というユニークなキャラクターだけに、演じる役者にもかなりの個性が要求されそうです。
今回のランキングに登場した俳優たちはいずれも、一癖も二癖もある強者揃い。まさに今回のアンケートにふさわしい顔ぶれとなっているのではないでしょうか。
調査時期: 2026年2月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計328人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
