Nwithは、20〜55歳の女性460人を対象に、「新生活期における食習慣・栄養に関する実態調査」を実施した。

その結果、新生活期を迎える女性の約75%が食習慣の乱れを経験している一方で、実際に改善行動に移せたのは約19%にとどまることが分かった。

仕事や家庭環境の変化が重なりやすい新生活期は、生活リズムが崩れやすく、自身の食事や健康管理が後回しになりがちだ。調査からは、多くの女性が食生活の変化を自覚しながらも、具体的な対応に結びついていない実態が浮き彫りになった。

  • 【グラフ】Q1. 4月前後の記事に、食生活について以下のような経験をしたことがありますか?

具体的には、「甘いものを食べたくなる」が36.5%で最も多く、「間食や夜食が増えた」(28.0%)、「栄養バランスが偏ったと感じた」(24.1%)、「食事の時間が不規則になった」(22.4%)が続いた。

  • 【グラフ】Q2. その時期、以下のような症状を感じましたか?

こうした食習慣の乱れは体調面にも影響を及ぼしている。「慢性的な疲労・だるさ」を感じた人は35.2%、「睡眠の質の低下」は32.8%となり、約68%が何らかの不調を実感していた。

  • 【グラフ】Q3. Q2のような不調の原因として、当てはまると思うものはありますか?

不調の要因としては「仕事や環境の変化によるストレス」が最多だった一方、「年齢・ホルモンバランスの変化」や「原因がよくわからない」と答えた人も一定数おり、不調の背景を把握しきれていない実態もうかがえる。

  • 【グラフ】Q4. 食習慣の乱れや不調に対して、何か対処しましたか?

一方で、食習慣の乱れに対して「特に何もしていない」と回答した人は33.9%、「対処したかったができなかった」は16.7%にのぼり、約半数が十分な対処ができていなかった。実際に食事内容を意識的に改善できた人は19.3%にとどまり、改善行動に踏み出せていない現状が浮き彫りとなった。

  • 【グラフ】Q5. 食習慣を改善できない理由は何ですか?

改善できない理由としては、「続けられる自信がない」(29.6%)、「何をすればいいかわからない」(27.0%)が上位を占め、方法や継続性への不安が行動の壁になっていることが示された。

管理栄養士の小川沙織氏は、新生活期は環境変化や気温の揺らぎによってストレスを感じやすく、甘いものが欲しくなったり間食が増えたり、疲れやすさや睡眠の質低下が起こりやすい時期だと指摘する。こうした不調は意志の問題ではなく、ストレスによる栄養消耗のサインであり、朝に果物を取り入れるなど、無理のない方法で必要な栄養を補うことが重要だとしている。