冬の寒さがようやく和らぎ、草木も芽吹く暖かくて穏やかな時期がやってきました。春といえば、切ない別れと新しい出会いの季節。卒業式や入学式、新生活など、春に起こる出来事をキーにストーリーを展開するアニメ作品も多く、桜が咲いたり散ったりする情景を見て、ふと作品を思い返す人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「春と聞いて連想するアニメ」について、マイナビニュース会員300人に聞いてみました。結果をランキング形式でご紹介します。
「春といえば」アニメランキング
「春と聞いて連想するアニメ」をマイナビニュース会員300名に聞きました。
- 1位:四月は君の噓(8.0%)
- 2位:スラムダンク(4.3%)
- 3位:秒速5センチメートル(4%)
- 4位:タッチ(3.6%)
- 5位:銀魂(2.6%)
- 5位:サザエさん(2.6%)
- 5位:カードキャプターさくら(2.6%)
- 8位:葬送のフリーレン(2.3%)
- 9位:ハイスクール奇面組(2.0%)
- 10位:君に届け(1.6%)
- 10位:ちびまる子ちゃん(1.6%)
1位:四月は君の噓(8.0%)
「春と聞いて連想するアニメ」の1位に選ばれたのは、2014年10月から2015年2月まで2クール放送された『四月は君の噓』でした。新川直司による同名漫画を原作とした同作は、母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生(演:花江夏樹)が、天真爛漫なヴァイオリニスト・宮園かをり(演:種田梨沙)との出会いをきっかけに、再び音楽と向きあっていく姿を追った青春ラブストーリーです。タイトルにもなっている「嘘」が、物語の結末に繋がる切なくも感動的な物語で、実写映画やミュージカルにもなるなど人気を博しました。
アンケートでは、「始まりのシーンが春で印象的」「桜と新学期の雰囲気が美しい」など物語の冒頭に言及する声が多く、「桜の季節になるとこのアニメを思い出す」というコメントもありました。また、タイトルに「四月」が入っていること、そのタイトルがストーリーに深く関わってくることも、多くの人の記憶に残った理由のようです。
ユーザーコメント
- 桜の季節になると、このアニメを思い出すことが多いから(50代男性/東京都/不動産)
- 始まりのシーンが春で印象的(40代男性/千葉県/医療・福祉・介護サービス)
- 桜が舞う中でピアニカを演奏するのが印象的(50代男性/兵庫県/その他)
- 1話の出会いのシーンや最終話のラストなど、桜が印象的なシーンが多い(50代男性/東京都/専門コンサルタント)
- タイトルも含めて良い作品(40代男性/東京都/その他)
- タイトルに「四月」と入っていて、真っ先に思い浮かぶから(40代男性/東京都/建設・土木)
2位:スラムダンク(4.3%)
続いて2位は、1993年10月から1996年3月にかけて全101話が放送された『スラムダンク』でした。井上雄彦による同名漫画を原作とした同作は、ひょんなことから湘北高校バスケ部に入部した赤い髪の不良少年・桜木花道(演:草尾毅)が、チームメイトとの出会いやライバルとの戦いを通してバスケの才能を開花させ、全国制覇を目指す青春ドラマです。テレビ版では、湘北高校がインターハイ出場を決め全国へ出発するところまでをアニメ化。その後、2022年に原作のクライマックスまでを描いた新作映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開され大きな話題となりました。
アンケートでは、入学・卒業(旅立ち)のシーンが描かれていたことや青春を感じるストーリーから、同作品に春のイメージを持っている人が多いことが分かりました。また、主人公の桜木花道や、マネージャーの「ハルコさん」こと赤木晴子など「キャラクター名前から春を連想した」という声も寄せられています。
ユーザーコメント
- 入学からの風景が描かれているから(50代男性/東京都/建設・土木)
- 最初の回が印象的だから(40代女性/愛知県/建設・土木)
- 春に新しく何かを始めるという意味で、入学と同時にバスケを始めるスラムダンク。主人公も桜木花道、ヒロインも赤木晴子と、春のイメージ(40代男性/神奈川県/その他)
- 青春を感じるし、学生ならではのシーンがあるから(40代男性/埼玉県/通信関連)
- 春に高校入学した主人公がバスケに目覚めるストーリーだから(40代男性/沖縄県/その他)
3位:秒速5センチメートル(4%)
3位は、2007年に公開された新海誠監督によるアニメーション映画『秒速5センチメートル』でした。同監督の劇場公開作品としては『雲のむこう、約束の場所』に続く3作目にあたり、時間と距離に引き裂かれながらも互いを想い続ける男女の孤独や初恋の終わりを、「桜花抄(おうかしょう)」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」という3つの短編連作で描いています。桜をはじめとする美しい風景描写と切ないストーリーが高く評価され、2025年には松村北斗(SixTONES)主演で実写映画化もされました。
アンケートでは、桜が舞い落ちる美しいシーンや出会いと別れを描いたストーリーに、春を感じたという声が多数寄せられています。また作中で「秒速5センチメートル」が、「桜の花びらが無風状態で落ちるスピード」と説明されていたことが印象的だった人も多いようです。
ユーザーコメント
- 桜が散る踏切のシーンが印象的だから(30代女性/愛知県/輸送用機器(自動車含む))
- 花びら(桜)が落ちる速度がタイトルだから(50代男性/大阪府/鉱業・金属製品・鉄鋼)
- 出会いと別れの描写が素晴らしい作品(30代男性/愛知県/輸送用機器(自動車含む))
- 冒頭で出てくる桜がとても印象的で好きなシーンだからです(50代女性/埼玉県/ソフトウェア・情報処理)
- ”春そのもの”なアニメだと思う(30代女性/大阪府/建設・土木)
4位:タッチ(3.6%)
4位には、1985年3月から1987年3月まで全101話が放送された『タッチ』がランクインしました。あだち充による同名漫画を原作とした同作は、高校野球や甲子園をテーマに、上杉家の双子・達也(演:三ツ矢雄二)と和也(演:難波圭一)、そして隣に暮らす幼なじみ・朝倉南(演:日髙のり子)が繰り広げる恋愛模様を描いた青春ストーリー。80年代に社会現象を巻き起こすほどの人気を誇った作品で、岩崎良美が歌った主題歌『タッチ』は、現在でも高校野球における応援歌の定番曲として親しまれています。
アンケートでは、野球と恋愛をテーマにした「学生の青春もの」という点から、春のイメージを持っている人が多いようです。また「『タッチ』を観ると今でも自分の学生時代の経験を思い出す」という野球経験者からの声も寄せられていました。
ユーザーコメント
- 学生時代に野球をしていました。毎年春のこの季節になると、新学期をむかえてメンバーやチーム編成など変わったり、新たな恋愛も始まったのもあったり……『タッチ』を観ると今でも思い出します(50代男性/山口県/その他)
- 入学して野球部員から始まる学生生活に春の芽吹きを思わせるから(50代女性/三重県/専門店(その他小売))
- 学生の青春ものだから(40代男性/茨城県/公益・特殊・独立行政法人)
5位:銀魂(2.6%)
5位には、空知英秋による同名漫画を原作とした『銀魂』が選ばれました。同作は、宇宙人である「天人(あまんと)」の来襲で開国した江戸を舞台に、銀さんこと坂田銀時(演:杉田智和)が率いる万事屋の活躍を描いたSF時代劇コメディです。下ネタやパロディが満載の日常パートと、激しいバトルが繰り広げられるシリアスパートが融合した物語が多くの人の心を掴み、2006年4月から2018年10月まで、休止期間などを挟みつつ全367話が放送された長寿シリーズとなりました。
アンケートでは『紅桜篇』や『一国傾城篇』など桜が印象的なエピソードがあること、そして桜の演出が印象的なOPやEDから、春の印象を持っている人が多いことが分かりました。また「最終回の桜がきれいだった」という声も寄せられています。
ユーザーコメント
- 最終回の桜がきれいだったから(30代女性/奈良県/精密機器)
- 桜の花びらが舞うOPシーンが印象的だから(40代男性/佐賀県/医療・福祉・介護サービス)
- 桜にまつわるストーリーが多いイメージだから(50代男性/埼玉県/サービス(その他))
5位:サザエさん(2.6%)
同じく5位には、1969年10月に放送をスタートした国民的アニメ『サザエさん』がランクインしています。原作は、2026年に80周年を迎えた長谷川町子の新聞連載漫画。東京の世田谷に暮らす磯野・フグ田家の心温まる日常を描いたホームドラマで、日本独自の文化や行事などを組み込んだストーリーが世代を超えて親しまれてきました。「世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録にも認定されており、昭和から令和までの日常風景をほのぼのとした作風で描き続けています。
アンケートでは、季節ごとの行事や出来事をストーリーに反映していることから、春のイメージも強いという声が多く、特にオープニングの景色で季節を感じる人が多いようでした。
ユーザーコメント
- 季節に応じて放送されているから(50代女性/大阪府/食品)
- サザエさんは昔から日本の生活、家庭の春夏秋冬をよく表現しているアニメ。春の行事であるひな祭り、お花見など、季節ごとの行事や出来事を描いているし、オープニングでも各地域の春の訪れや春の良さをしっかり表現していると思う(30代男性/佐賀県/建設・土木)
- オープニングの景色が春らしいから(40代女性/兵庫県/医療・福祉・介護サービス)
5位:カードキャプターさくら(2.6%)
同じく5位は、CLAMPによる同名漫画を原作とした『カードキャプターさくら』でした。同作は、友枝小学校に通う小学4年生の木之本桜(演:丹下桜)が、封印が解かれるとこの世に"災い"が訪れるという「クロウカード」を回収するため、カードキャプターとして奮闘する姿を描いた物語です。1998年4月から2000年3月にかけて「クロウカード編」および「さくらカード編」を全70話で放送。さらに2018年1月から6月まで、原作の連載開始20周年記念プロジェクトの一環として「クリアカード編」全22話がアニメ化されました。
アンケートでは、主人公の名前「さくら」から連想したという人が多く寄せられました。また、学園ものであることや、通学路の桜並木のシーンの印象が強いという声もあり、春のイメージに繋がったようです。
ユーザーコメント
- さくらという名前と、学園ものであるところから(40代女性/埼玉県/その他)
- 通学路の桜のシーンが多い(40代女性/大阪府/その他)
- 桜のイメージが強いアニメだから(30代女性/千葉県/その他)
8位:葬送のフリーレン(2.3%)(1.9%)
8位には、原作・山田鐘人、作画・アベツカサによる同名漫画を原作とした『葬送のフリーレン』が選ばれています。同作は、勇者ヒンメル(演:岡本信彦)と共に魔王を倒した長命なエルフの魔法使い・フリーレン(演:種﨑敦美)による「人を知る」ための旅路を描いた物語で、"魔王討伐後"という斬新な時系列で展開されるエモーショナルなストーリーが大きな反響を呼びました。アニメは2023年9月から2024年3月まで第1期、2026年1月から3月まで第2期が放送されたほか、2027年10月より第3期『黄金郷編』が放送される予定です。
ユーザーコメント
- 春らしい爽やかさがあるので(40代女性/東京都/エステティック・美容・理容)
- 雰囲気が春っぽいから(40代男性/埼玉県/その他)
9位:ハイスクール奇面組(2.0%)
9位は、新沢基栄の漫画『奇面組シリーズ』を原作とした『ハイスクール!奇面組』でした。1985年10月から1987年9月まで全86話で放送された同作は、一応高校に通う性格、頭脳、素行など全てが個性的な名物集団「奇面組」と、「色男組」、「御女組」など個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるドタバタ珍騒動を描いた80年代を代表する学園ギャグコメディです。2026年1月から3月にかけて、スタッフとキャストを一新し、令和の時代感に沿った「奇面組」を描いた新作アニメが放送されました。
ユーザーコメント
- 入学式から卒業までの学校生活を描いていて季節感を感じさせるから(40代男性/兵庫県/精密機器)
- 今リメイクが放送されてるけど学園ものはやっぱ春を感じる(50代男性/山形県/精密機器)
10位:君に届け(1.6%)
10位は、椎名軽穂の同名漫画を原作とした『君に届け』でした。同作は、周囲から"貞子"と呼ばれ恐れられていた黒沼爽子(演:能登麻美子)が、人気者のクラスメイトである風早翔太(演:浪川大輔)と親しくなったことをきっかけに、周囲に心を開き成長していく姿を描いた青春ラブストーリーです。アニメは2009年10月から2010年3月まで第1期、2011年1月から3月まで第2期『君に届け 2ND SEASON』を放送。さらに13年ぶりの新作である第3期『君に届け 3RD SEASON』が、2024年8月にNetflixにて世界独占配信されました。
ユーザーコメント
- 新学期の時期が丁寧に描かれているから(20代女性/埼玉県/その他)
- 爽子の新学期の意気込みと心の優しさが桜に劣らず映えてる(50代女性/神奈川県/その他)
10位:ちびまる子ちゃん(1.6%)
同じく10位にランクインしたのは、さくらももこ原作の国民的人気漫画・アニメ作品
同じく5位には、さくらももこの同名漫画を原作とした国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』がランクインしました。2025年にアニメ化35周年を迎えた同作は、静岡県清水市(現:静岡県静岡市清水区)を舞台に、小学3年生のまる子(演:TARAKO、菊池こころ)が家族や友だちと繰り広げる、ほのぼのとした日常を面白おかしく描いた心温まる物語。1990年1月から1992年9月まで第1期、1995年1月から現在まで第2期を放送しており、日曜夕方の顔として長きにわたり親しまれています。
ユーザーコメント
- その季節に合わせたエピソードが放送されるので(40代男性/佐賀県/医療・福祉・介護サービス)
- さくらももこという名前が春らしい(20代男性/大阪府/医療・福祉・介護サービス)
まとめ:桜が印象的な作品が多数ランクイン!
アンケートの結果、「春と聞いて連想するアニメ」の第1位は『四月は君の噓』となりました。ランキング全体を見てみると、『秒速5センチメートル』、『銀魂』、『カードキャプターさくら』といった春の情景や桜のシーンが印象的だった作品、『スラムダンク』、『タッチ』といった青春や学生生活を描いた作品、『サザエさん』、『ハイスクール奇面組』、『ちびまる子ちゃん』といった季節感を物語に取り入れた作品と、春を連想する理由にもいくつかの種類があることが分かりました。
皆さんは春を感じた時、どのアニメ作品が1番頭に浮かびますか? もし未視聴の作品があれば、ぜひ季節を理由に楽しんでみてはいかがでしょうか。
調査時期:2026年3月9日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計300人
調査方法:インターネットログイン式アンケート
