西武鉄道の「サステナ車両」7000系が完成し、このほど同社のYouTube公式チャンネルに動画が公開された。東急電鉄から譲受した9000系が、環境負荷の少ない「サステナ車両」へ改修されていく様子を視聴できる。

  • 「サステナ車両」7000系が完成(YouTube : 西武鉄道公式チャンネルより)

    「サステナ車両」7000系が完成(YouTube : 西武鉄道公式チャンネルより)

「西武鉄道7000系ついに完成!」と題した今回の動画は、東急電鉄で使用していた9000系を武蔵丘車両検修場で改修し、「サステナ車両」(西武鉄道が他社から譲受したVVVFインバータ制御車両の呼称)の7000系として完成するまでの様子を公開している。

オープニングに続いて、乗務員室の外壁に新しくカメラを設置する様子、車両の床下で行う配線の整備作業や機器類の取付け作業、客室・乗務員室の改修作業、ドアをボタン操作で開閉できる半自動スイッチと非常通報機の取付け作業を紹介。徐々に完成していく車内の様子や、作業中しか見ることのできない隠された機器類も見られる。

続いて車両ラッピングの様子も。ラッピングはすべて手作業で行うが、車体前面は前照灯などがあるため、非常に難易度の高い作業とのこと。ミリ単位で位置を合わせながら慎重に貼り付けていく様子、設計図を確認しながら作業を進める様子、西武鉄道のロゴや車体番号など貼り付ける作業、仕上げの防水処理作業を動画で公開している。

  • 車両にラッピングも施した(YouTube : 西武鉄道公式チャンネルより)

    車両にラッピングも施した(YouTube : 西武鉄道公式チャンネルより)

完成に向けた作業では、改修用に取り付けていた仮台車を外し、本来の台車の取付け作業を実施した。クレーンで吊るされた車体を台車の上へ慎重に下ろし、組み上げる様子や、車体を水平に調節する作業も見られる。最後に4両編成を組成し、「サステナ車両」7000系が完成。今後は試験走行および試運転を開始するとのこと。