ビザ・ワールドワイドは3月9日、Visa Intelligent Authorizationの提供開始を発表。Visa Acceptance Platform上の新たな機能で、加盟店の決済処理を行うアクワイアラが、単一のAPI接続を通じて決済プロセッシングを高度化することを支援する。
オーソリゼーション(承認)は、デジタル決済の中核を成すプロセス。アクワイアラは、カードネットワークを通じて消費者の銀行にリアルタイムで承認リクエストを送信し、それは数秒以内に承認または拒否の判断が行われる。しかし、従来型のシステムでは、現在の取引量やデータの複雑性に対応しきれない場合があり、誤った取引拒否やコストの増加、さらにはイノベーションの制約につながることがあるという。
Visa Intelligent Authorizationは、単一の接続を通じて主要カードネットワーク全体の取引を処理できる、高度化したオーソリゼーション機能を通して、こうした課題への解決策を提供。本ソリューションは99.999%の稼働率を実現し、グローバル平均で96.3%の承認率を達成するなど、いずれも業界をリードする水準であり、アクワイアラのメインプロセッサーとして、または既存機能を拡張する補完的な役割として利用することができる。
本ソリューションの機械学習エンジンは、取引データをリアルタイムで分析。ネットワークルール、業界プログラム、地域規制に基づいた最適なルーティング判断を支援する。また、即時のリスクアラートや、分析ダッシュボードを備えた一元管理ポータルを提供し、運用管理、精算、規制対応の効率化を実現する。
