長野県の南部に位置する伊那市(いなし)は、南アルプスと中央アルプスに抱かれ、日本三大桜の名所「高遠(たかとお)城址公園」を有する自然豊かなまち。信州そば発祥の地で、各地に蕎麦屋が点在しているのも特徴です。

今回は、伊那市にふるさと納税返礼品を提供する事業者「仙醸(せんじょう)」と、ふるさと納税返礼品を紹介していきます。

“伊那谷の恵み”とこだわりの酒造り! 伊那市の返礼品提供事業者「仙醸」について

伝統を守りつつ、次世代につなぐ酒造りを行う「仙醸」が長野県伊那市のふるさと納税返礼品提供事業者になった理由とは?

株式会社仙醸
・長野県伊那市高遠町上山田2432
・設立:慶応2年(1866年)
・事業内容:酒類の製造、販売

幕末慶応2年(1866年)創業の酒蔵「仙醸」。1960年代に発売し長野県を代表するブランドとなった日本酒「黒松仙醸」をはじめ、原料に信州産米を100% 使用した、米こうじのみを仕込んだ本格志向のあま酒、どぶろく、焼酎などを造っています。

南アルプスと中央アルプスに抱かれた伊那谷(いなだに)の中央を流れる天竜川の支流「三峰川(みぶがわ)」の清冽な源流水を、仕込み水に使用。

2017年にはこうじ室を33年ぶりに復活し、手造りにこだわり、高品質かつ小ロットで繊細な酒造りを行っています。

また、2005年にはこうじ造りの技術を応用し、砂糖を使わないこうじ100% のあま酒を発売。健康を願う現代のニーズに応え続けている事業者です。

担当者いわく、「伝統を守るだけでなく『米発酵文化を未来へ』という想いを胸に、現代の暮らしに寄り添う新しい発酵食品の形を模索し、発酵食品に縁の薄い若い世代にも普及させていくことで、麹文化、米発酵文化を次世代に伝えていきます」とのこと。

仙醸の返礼品への想いとこだわり

かつて米は主食としてだけでなく、日本人の祈りや祭りと深く結びついてきました。発酵によって生まれる酒や甘酒は、人々の心に潤いを与えてきた大切な文化です。

返礼品としても提供されている「どぶろく」は、一口含んだ瞬間に広がる、お米の優しい甘みとフレッシュな酸味が特徴。忙しい日常をふと忘れさせてくれるような、懐かしくも新しい豊かな時間を楽しむことができる逸品。

「約150年の歴史を伊那谷の地域と共に見つめてきました。天下第一の桜の名所として知られる高遠の城下町で、廃藩置県によって城跡に植えられた桜と共に歩み、地域の政治経済の中心として発展を支えてきた自負があります」と事業者は語ります。

「伊那谷の豊かな自然が育む“米発酵”の価値を、ふるさと納税を通じて全国の皆様に知っていただくこと。そして、発酵食品を通じて人々の健康や心に潤いを届け続けることが、私たち仙醸の使命だと考えています」と熱い想いを伝えてくれました。

ふるさと納税を通じて、単なるお酒としてだけでなく、大切な人とゆっくり語り合い、心を通わせるひとときに寄り添う「情緒的な価値」を多くの人に知ってもらうきっかけとなったのだとか。

また、SNSを通じて若い世代やこれまで日本酒に馴染みがなかった層からも「どぶろくの概念が変わった」「このお酒をきっかけに伊那市に興味を持った」といった嬉しい声が、伊那市のふるさと納税担当者の元に届いているそうです。

自治体からのメッセージ

伝統ある蔵の「新しい挑戦」が全国の寄附者様へと伝わり、伊那市のファン(リピーター)を増やす大きな原動力となっています。6代目社長・黒河内貴がはじめた挑戦のひとつが「どぶろく」づくり。この伊那市で創業し、150年、培った技術を味わってみてください。

伊那市のふるさと納税返礼品について

「仙醸」が提供する「どぶろく・どぶとゆずセット」を紹介します。伊那市の中でも隠れた名品の返礼品とのこと。

どぶろく・どぶとゆずセット | 黒松仙醸

・内容量:どぶろく600ml、どぶとゆず600ml
・寄附金額:1万4,000円

お米の甘さとさわやかな酸味、発酵中に出る炭酸ガスが調和するフレッシュ感が味わえる「どぶろく」と、厳選した愛媛産の香り高いゆず果汁とお米のやさしい甘さが調和した新感覚のお酒「どぶとゆず」の2本セットです。

今回は長野県伊那市の返礼品提供事業者「仙醸」と、隠れた名品の返礼品を紹介しました。地質学的にもその多様性が注目される伊那谷の恵まれた自然、天然水を使い、こだわりのお酒を造る事業者でした。伝統を守るだけでなく、若い世代でも話題となるような、現代の感性に響く酒造りが印象的でした。パッケージもかわいらしい「どぶろく」は、贈り物にも喜ばれそうです。気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

ライター:マイナビふるさと納税担当者