エムティーアイは3月17日、「ミニピル」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2025年12月26日~2026年1月5日、同社運営アプリ『ルナルナ』『ルナルナ 体温ノート』『ルナルナ ベビー』を利用する女性2,800名を対象にインターネットで行われた。
2025年6月より国内で初めて発売された「ミニピル」。「ミニピルは、エストロゲンを含まない黄体ホルモン製剤です。不正出血などの頻度はやや高いものの、血栓症のリスクが低いことから、これまで低用量ピルが使用しにくいとされていた方にとっても避妊や治療の選択肢となり得る薬剤です」(関東中央病院 産婦人科医長 岡部葉子氏)。
調査ではまず、ルナルナユーザーにおけるミニピルの認知率を調べたところ、10.3%という結果に。低用量ピルの80.6%と比較すると、認知度は約8分の1とかなり低い。ミニピルを「知っている」と回答した人を対象に、薬剤に関するどのような内容を聞いたことがあるかを聞いたところ、「血栓症リスクが比較的低いとされている」(62.3%)や「低用量ピルが合わない人の選択肢になることがある」(61.2%)が多くあがった。
続いて、ミニピルの服用に興味がある人はどのくらいいるのかを聞いたところ、「興味がある」と回答した割合はミニピルの認知状況に関わらず全体の32.2%。また、「すでにミニピルを服用している/したことがある」と回答した人は1.3%という結果に。低用量ピルの服用経験は46.6%。その結果と比較すると、薬剤の認知度以上に服用経験には大きな差が見られる。
一方で、「(低用量ピルを)服用したことはないが、現在、服用を検討している」と回答した人の67.9%、「(低用量ピルを)服用したことはないが、過去、服用を検討したことがある」と回答した人の52.6%が、ミニピルへ関心があることが明らかに。全体の関心度32.2%と比べて、低用量ピルを服用経験がなく、服用を検討している(していた)人ほどミニピルへの関心度が高い結果となった。
次に、ミニピル服用経験者を対象に服用目的を教えてもらったところ、「生理痛を軽減したいから」(59.5%)、「PMS(月経前症候群)の症状を和らげたいから」(51.4%)、「避妊したいから」(40.5%)が上位に。また、ミニピルを選択した理由としては「医師や医療機関にて勧められたから」(51.4%)が最も多く、次いで「血栓症リスク が比較的低いから」(42.9%)が続いた。
さらに、ミニピルの副作用経験について聞いたところ、33名の回答者からの結果ではあるものの「副作用を感じたことがある」人は48.5%。「副作用は特に感じたことはない」は39.4%で、経験した副作用の内容としては「不正出血・出血が続いた」(93.3%)が最多。一方で、低用量ピルの一般的な副作用としてあげられる「頭痛」は40.0%、「吐き気、胃の不快感」は13.3%だった。


