ムニスは、3月13日の世界睡眠デーに合わせ、睡眠アプリ「リナイト」の日本人ユーザーを対象とした睡眠満足度分析レポートを2026年3月13日に発表した。本レポートは2025年2月から2026年2月までの約1年間に蓄積された実測データに基づき、睡眠時間、時刻、活動、感情状態と満足度の関係を分析したもの。

  • 睡眠満足度分析レポート

    睡眠満足度分析レポート

分析の結果、日本人ユーザーの平均睡眠時間は6時間38分で、世界平均より21分短いことが判明した。睡眠満足度も10点満点中6.67点と世界平均を下回り、日本人の深刻な睡眠不足がデータで裏付けられた。

日本人の睡眠の現状 世界平均との比較

  • リナイト平均 日本平均

    リナイト平均 日本平均

日本人ユーザーの睡眠データを世界平均と比較した結果、すべての指標で日本人が下回る結果となった。日本人は世界平均に比べ27分早く就寝し、40分早く起床している。睡眠時間は21分短く、睡眠満足度は0.53点低い。

睡眠満足度の分岐点となる「7時間の壁」

  • 睡眠満足度の分岐点

    睡眠満足度の分岐点

睡眠時間と満足度の関係を分析したところ、7時間が満足度の分岐点であることがわかった。睡眠時間が7時間を超えると満足度は全体平均を上回る。特に「6時間30分〜7時間」の区間では満足度は6.83へ上昇し、その上昇幅は他の区間の約2倍に達した。

就寝・起床時刻と満足度の関係

  • 就寝時刻

    就寝時刻

日付が変わる前の就寝が最も満足度が高く、21時就寝は6.86、22時就寝は6.84、23時就寝は6.80となった。23時台から0時台にかけて満足度は0.12点低下し、就寝が遅くなるほど満足度は一貫して低下する。

  • 起床時刻

    起床時刻

起床時刻については、遅く起きるほど満足度が高くなる傾向が見られた。7時台から8時台で0.14点、8時台から9時台で0.13点上昇している。これは、早く起きるほど睡眠時間が短くなりやすいことが影響している。

運動や散歩はプラス、飲酒とニコチンはマイナス

  • 睡眠満足度が高い就寝前の行動

    睡眠満足度が高い就寝前の行動

就寝前の活動と満足度の関係では、身体を動かした日の満足度が高い。「運動」は6.95、「散歩」は6.93、「ストレッチ」は6.82、「日記」も6.82となった。

  • 睡眠満足度が低い就寝前の行動

    睡眠満足度が低い就寝前の行動

一方で、満足度が低い活動は「ニコチン」が6.45、「飲酒」が6.46、「コーヒー」が6.58だった。特にお酒は、睡眠時間を平均より12分長くするものの、満足度は平均より0.21点低い6.46にとどまった。

お酒の逆説 睡眠時間は延びるが満足度は低下

  • お酒の逆説

    お酒の逆説

飲酒と睡眠の関係を分析したところ、飲酒した日の睡眠時間は平均より12分長い結果となった。一方で、睡眠満足度は6.46点であり、全体平均の6.67点より0.21点低い。また、カフェインは睡眠時間を平均より15分短くする傾向が見られた。ニコチンを摂取するユーザーは平均より遅い午前1時30分頃に就寝する傾向があり、睡眠満足度も6.45点と最も低い。

感情と睡眠満足度の関係

  • 満足度が高い感情

    満足度が高い感情

就寝前の感情状態によって満足度に大きな差が生まれる。満足度が高い感情は「幸福」(7.09)、「喜び」(7.08)、「満足」(7.05)、「ときめき」(7.00)となった。

  • 満足度が低い感情

    満足度が低い感情

一方で、満足度が低い感情は「憂うつ」が6.28で最も低く、「ストレス」が6.41、「悲しみ」が6.43、「不安」が6.44、「緊張」も6.49となった。最も高い「幸福」と最も低い「憂うつ」の差は0.81点で、これは5時間睡眠と7時間睡眠の満足度差に相当する。

週末の「寝だめ」の落とし穴

  • 週末は睡眠時間が長い

    週末は睡眠時間が長い

曜日別では週末のほうが睡眠時間が長く、満足度も高い。平日の平均睡眠時間は6時間34分で満足度は6.62、週末は6時間51分で満足度は6.82となった。週末は17分長く眠り、満足度も0.21点高い。しかし、生活リズムの変化は時差ボケ状態を招く可能性があるため、就寝・起床時刻を一定に保つことが重要となる。

睡眠満足度を高める7つの習慣

【1】7時間以上の睡眠を確保する。
【2】23時より前に就寝する。
【3】夕方に軽い運動や散歩を取り入れる。
【4】ストレッチや日記で1日を締めくくる。
【5】就寝前の飲酒を控える。
【6】カフェインとニコチンを減らす。
【7】穏やかな気持ちで眠りにつく。