AZWAYは、10代〜70代以上の男女300人を対象に「実家にあるもので捨てられないアンケート」を実施し、2026年3月13日に結果を発表した。調査期間は2026年1月6日〜12日、インターネット調査にて行われた。
調査の結果、実家に捨てられないものがある人は94.0%(282人)にのぼり、1位は「写真・紙のアルバム」となった。また、置かれている期間は10年以上が73.3%(220人)を占め、思い出の品が長期にわたって保管されている実態が判明した。
捨てられないもの1位は写真・アルバム
実家にあるもので捨てられないものを聞いたところ、1位は「写真・紙のアルバム」で65.3%(196人)、2位は「卒業アルバム」で62.0%(186人)となった。以下、「手紙・年賀状・寄せ書き」(29.0%)、「ぬいぐるみ・人形」(28.7%)と続き、思い出や人とのつながりが刻まれた品が上位を占めている。
捨てられない理由は「思い出が強く当時がよみがえる」が最多
捨てられない理由については、「思い出が強く、見ると当時がよみがえるから」が66.7%(200人)で最多となった。次いで「捨てたら後悔しそうだから」が49.0%(147人)、「いつか見返す/使うと思っているから」が38.7%(116人)となった。感情的な価値や損失回避の心理が、処分を躊躇させる大きな要因となっている。
保管期間は20年以上が4割超、放置の長期化が鮮明に
実家に置かれている期間は、「20年以上」が44.3%(133人)で最多となった。「10〜20年」(29.0%)と合わせると、7割超が10年以上の長期にわたり放置されている。子ども時代や学生時代のものが、成人後もそのまま保管され続けている構図が浮き彫りになった。
置きっぱなしによる影響は「収納の圧迫」が3割超
捨てられないものが実家にあることで起きていることは、「実家の収納が圧迫されている」が36.7%(110人)で最も多かった。続いて「実家の片付け(大掃除)が進まない」(26.7%)となっており、過去の遺産が現在の生活スペースや整理整頓を妨げている実態がうかがえる。
手放す条件は「一部だけ残す」「デジタル化」が上位
手放すための条件を聞いたところ、「一部だけ残して厳選できれば」が32.7%(98人)、「スキャン等でデジタル化できれば」が30.0%(90人)となった。すべてを捨てるのではなく、形を変えて思い出を残す中間的な選択肢が、手放すハードルを下げる鍵となっている。
第三者目線では「生活感が出ている」との自覚も
第三者から見た実家の状態については、「生活感が出ているように見える」が30.0%(90人)で最多となった。「物が多い」と感じられそうな層も一定数おり、自身の思い出の品が客観的には物量として認識されていることを示唆している。
自由記述からも「記録」と「関係性」が中心
300人分の自由記述でも「写真・アルバム・卒アル」に触れた回答が46.3%(139人)と突出した。立場別では、若年層は自身の思い出、40代以上は遺品への悩みが増える傾向にあり、世代交代による影響も見られた。






