Inspire Medical Systems Japanは3月13日、「睡眠に関する定量調査」の結果を発表した。調査は2025年11月18日~11月20日、30~79歳の男女10,000名を対象にインターネットで行われた。
平日の平均睡眠時間は6.3時間、休日は6.7時間
平日の平均睡眠時間は6.3時間、休日は6.7時間で、前回から大きな変化は認められなかった。
男性50代の平日平均睡眠は6.0時間で、前回同様に全世代で最も睡眠不足の年代だった。働き盛りの世代では仕事や家庭負担が重なり、十分な睡眠時間を確保できていない実態が示唆される。
睡眠時間に対する満足度
睡眠時間への満足度は38.6%、睡眠の質への満足度は29.5%と、こちらも前回と大きな変化は認められなかった。
40~50代の働き盛りの世代においては、満足度においても、睡眠時間・睡眠の質ともに低い傾向が認められた。
睡眠に関する用語や症状の認知
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の名称認知率は77.4%と高いものの、その内容の認知率は35.3%と前回同様低いままだった。
「病院の睡眠外来」は名称認知率46.8%、内容認知率9.4%と中程度だった。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」のリスク認知
SASのリスク認知は「日中の眠気」「高血圧」「突然死」が高いことがわかった。SASの治療法 CPAP(持続陽圧呼吸療法)現使用の50代では、それに加え「心筋梗塞」「心不全」といったリスクの認知が特に高く認められた。「SASは『命にも関わる疾患』として危機認識を持たれている一方、実際の受診や治療行動につながっているかが今後の課題と考えられる」と同調査。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」による症状・発生頻度
SASの症状としては、「会議中のいねむり」「抑うつ傾向」「運転中不注意」の順に高い傾向が見られた。SASは単なる体調不良の範囲を超え、労働生産性の低下や事故リスク増大といった社会的影響を伴う疾患であることが示唆される。




