俳優の井内悠陽、ICExの阿久根温世が13日、都内で行われたフジテレビの動画配信サービス・FODのオリジナルドラマ『コントラスト』(FODで全8話一挙配信 ※第1~3話無料)の完成披露試写会に登壇。作品の見どころや撮影時のエピソードを語った。

  • (左から)井内悠陽、阿久根温世

    (左から)井内悠陽、阿久根温世

青春ラブストーリーの同ドラマは、itzによる同名の人気BLコミックを原作に、学年イチの人気者と成績トップクラスの秀才という対照的な2人の青年が惹かれ合っていく姿を描く。

井内は、クラスの中心的存在でありながらどこか冷めた一面を持つ青山翔太役を担当。「この『コントラスト』はごく普通の高校を舞台にした作品ですが、学年の人気者でいつも中心にいる翔太と、成績優秀で一匹狼の陽が惹かれ合っていくラブストーリーです」と作品を紹介した。

役作りについて、井内は「人のことをマイナスに言う時に“土足で踏み入れる”という言葉がありますが、翔太はちょっと間違うとそういうキャラクターになってしまうと思いました。だから“素足で踏み込んでいく”ような人物にしたいと思っていました」と説明。「陽は自分から笑うタイプではなかったので、どう自分が引き出していけばいいのかを意識しながら演じていました」と振り返った。

一方の阿久根は、成績優秀で孤高の存在として知られる千川陽役を演じる。原作を読んだ当初は「自分は翔太なんじゃないかなと思っていました」と明かし、「役を頂いた時に陽と聞いて不安になりました。陽くんは真面目で成績優秀ですが、僕は真面目なんですけど勉強ができないし、目立ちたがり屋なので、どこから作っていこうかと考えました」と苦笑い。それでも「陽を理解してイチから作り上げていこうと思いました」と覚悟を持って役作りに臨んだという。

イベントでは、第4話に登場する翔太と陽のキスシーンも公開。井内は「ドラマの中でも大きなポイントになるシーン。屋上で撮影することになって、最初は原作の絵の通りにしないといけないのかなと思っていました」と振り返る。しかしリハーサルを重ねる中で「それを考えるのは違うなと思いました。画は監督が考えて作るものなのでお任せし、自分たちは前後の気持ちを大切にしようと思って臨みました」と心境の変化があったことを明かした。

完成した映像については、「すごく良かったと言っていただきましたし、太陽の感じや撮り方も大好きで、きれいではかない画になったと思います」と満足げに語った。

阿久根も「原作を読んで、その通りにしないといけないのかなと思いましたが、自分は陽として演じた方がいいシーンになるんじゃないかと思いました」と振り返り、「素敵なシーンになっていてうれしかったです」と笑顔を見せた。

同ドラマが初共演となる2人。井内は阿久根の第一印象を「すごくクールな方だと思いました」と語るも、「いい意味で子どもっぽくて、一緒にふざけてくれたりボケたがりなところもありました。人との距離を詰めるのが上手い人だと思いましたね」と実際に会ったら第一印象とは異なったという。

一方の阿久根は「最初に会った時、本読みで後から来た井内くんが、すごくいい笑顔で大きい声であいさつしてくれて、元気で真面目な子が来たなと思いました」と回想。しかし撮影が始まると「意外と抜けていて天然でした。僕が言うのもあれですが、ちょっとバカ(笑)」と笑いを誘う場面も。それでも「笑うツボが似ていて距離を縮められました。似ていて良かったです」と語った。

撮影中は共演シーンも多かったといい、阿久根は「プライベートの話も作品の話もいろいろしました。めちゃくちゃ濃い期間でしたね」と充実した表情で振り返っていた。